認知症の予防は脳の健康を意識した生活習慣の改善から

認知症の予防は脳の健康を意識した生活習慣の改善から

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   認知症と生活習慣   

アルツハイマー型と脳血管性認知症で、認知症全体のほぼ8割とも言われていますが、ど
ちらの原因にも大きくかかわっているのが生活習慣です。両者の原因は全く別のような気
もしますが、その根底にあるところは同じと考えられます。

アルツハイマー型認知症は、大脳全体が萎縮する病気で、その原因は脳機能の老化です。
わかりやすく言えば、処理しきれなかったタンパク質「アミロイドβ」や「リン酸化タウ
タンパク」などのゴミが、脳の神経細胞の内外にたまることで神経細胞が破壊されて引
き起こされるとされています。

詳しい原因はまだ解明されていませんが、これらの脳神経破壊物質は遺伝や生活習慣病と
かかわりがあると考えられていて、50歳頃から増え始め、70歳頃に発症することが多
いと言われています。

             

脳血管性認知症は、脳梗塞や脳出血などの脳血管障害によって起こる認知症ですが、その
大元の原因は生活習慣と大きく関係しています。

大雑把に言えば、どちらも生活習慣に関係することが原因で起こる病気と言えます。

アルツハイマー型認知症は、まさにこれまでの生活習慣の集大成として高齢期に発症しま
すし、比較的若い世代でも生活習慣によっては脳血管に障害が出ることで発症します。

身内に認知症を患っている人がいる場合は、切実な問題として認知症予防に取り組みたい
と考える人も多いかも知れませんが、認知症予防としては、特別なことをするよりは、脳
の健康を意識した生活習慣に改善することが、続けやすく、もっとも予防効果が期待でき
る方法と言えるかも知れません。

   認知症予防の方法   

生活習慣の改善と言えば、なんと言っても食生活は外せません。とは言っても認知症予防
に良いとかいう特定の食品に頼るのではなく、栄誉バランスのとれた食事内容にすること
です。気をつけることと言えば、生活習慣病とも大きく関係している糖分の摂り過ぎや食
べ過ぎにならないことです。

           

また、肉や魚などが嫌いでタンパク質や栄養価の低いものが好みの人は、認知症はもちろ
ん他の疾患の原因にもなりますので、バランスの良い食事方法を考えましょう。どうして
も難しい人は、サプリメントなどの活用も考えてみましょう。

次は、健康と言えば運動と言われるように、食事と並んで大切な要素が運動です。脳の活
性化だけではなく、生活習慣病予防や、全身の血流を改善できるメリットもあり、いつで
もどこでも、無料でできるのが運動です。ぜひ取り入れてみて下さい。

身体的な問題で運動をすることが難しいという人は、認知症予防に関して言えば、特に運
動でなくても、楽器を演奏したり、手芸をしたり、料理を作ったり、手作業を伴うもので
も脳の活性化には十分役立ちますので実践してみて下さい。

またその際には、目にするものの名称を確認したり、知らないものは調べてみるというよ
うに、常に知的活動を絡ませるようにすると効果的です。

更に、道行く人とでも挨拶をしたり、短い会話を交わしたりするコミュニケーションも可
能な限り取り入れることで、一層、脳の活性化が期待できます。

このように、いつからでも始められることばかりですので、認知症予防を意識したときか
ら始めるようにすれば、どのように考えても、何もしないよりはずっと予防効果は高くな
りますし、若いうちから始めれば、それだけ脳にも体にも良い結果が現れることは間違い
ありません。認知症予防は何歳からという規定もありませんので、認知症予防を意識した
そのときから、ささやかに日常生活を積み重ねることこそが最善の認知症予防の方法なの
です。



 

 

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