認知症は脳と体のトレーニングで予防できる?

認知症は脳と体のトレーニングで予防できる?

《本ページはプロモーションが含まれています》

認知症は病名ではない

認知症とは、脳の働きが低下することで、日常生活にさまざまな支障が出てくる状態のこ
とを言いますが、実は、認知症という病名はありません。つまり、医学的には、まだ原因
がハッキリせず、病名が診断できない症候群の1つなのです。

ということは、治療法もなく、そのときどきの症状を軽くする対症療法が中心になります
ので、病院通いをしていても完治を期待することはできません。

             

なので、認知症になりたくないと考えている人は、現時点では、できるかぎりの予防をす
るということになります。しかし、原因がわからないのに、どうして予防ができるのかと
言いたくなりますね。でも、例えば、風邪症候群というのも同じで、原因はハッキリして
いないものの、発熱や喉の痛みなどの症状によって、それ以上深刻な状態にならないよう
に予防することで、何となく乗り切れているようなところがあります。

認知症も、根本的な原因は医学的に解明されていないものの、その要因としての複数の病
気は知られています。脳の海馬を中心に萎縮がすすむ病気(アルツハイマー型)、脳梗塞
や脳出血などによる脳の部分的な壊死(脳血管性型)、レピー小体という特殊なタンパク
質が神経細胞にできることで、神経細胞が壊れて減少する(レピー小体型)が、3大要因
と言われています。

漠然としていますが、要は、これらの病気を予防することが大きな枠での認知症予防とい
うことになります。さらに大雑把に言えば、脳を中心に身体全体の老化を予防するという
ことです。

物忘れと認知症の違い

印象としては、同じような気がしますが、物忘れは単純に忘れているだけで、脳の中には
記憶が残っており、何かきっかけがあれば思い出すことができる状態です。認知症の説明
で紹介されるような時には、脳の老化による症状的な表現がされることが多いですので、
よけいに混乱してしまいますが、特に脳の老化と結びつけなくてもよく、単純に、思い出
す頻度の問題です。

一方で、認知症というのは、脳の細胞が破壊された結果、記憶そのものが脳から無くなっ
てしまっている状態ですので、どんなにヒントを与えても、説明しても、記憶がよみがえ
ることはありません。

どちらの症状も、若い人より高齢者に多いのは事実ですので、加齢とか老化という言葉が
セットになっているようなところがありますが、必ずしもそういうものでもありません。

認知症を予防するには

認知症を引き起こす病気としてのアルツハイマーや脳血管性疾患は、生活習慣的な病気と
も深く関係しています。なので、まずは生活習慣病を予防することが基本です。

すでに、そこからつまづく人も多いかも知れませんが、どうしたら良いかわからない人は、
無理なく続けられる達成感の味わえる他人との交流がある、ような運動を見つけるこ
とです。最初は「無理なく続けられる」を条件にするだけでもいいと思います。やがてそ
こから、他人との交流や達成感を味わうことにもつながってきますので、とりあえずはウ
ォーキングでも何でも始めてみることです。

             

ただ歩くだけでも、運動不足解消、ストレス解消といった具合に、生活習慣病の予防にな
りますし、風景を見ながら歩くことは、脳を刺激することにもなります。

毎日、同じところを歩いていると、案外、同じような人が多いことに気付きます。毎日、
同じ時間に、同じような場所で出会う人が必ず出てきます。そのうち、軽い会釈をしたり
挨拶をしたりするようになるだけでも、脳は活性化されて行くのです。

さらに、今度は別の方向に歩いてみようといった計画を立てることや、目標を達成したと
きの達成感など、すべて認知症予防に直結しているのです。

このことから言えることは、認知症とは日常生活の集積によるものですので、認知症にな
らないために何をするというのではなく、日常の生活をより充実させ、健康的に生活する
ことが、最善の認知症予防と言えるのです。

そのために欠かせないのが、バランスのとれた食事、適度な運動、人との交流ということ
になります。また、余裕があれば、認知症予防に良いとされるイチョウ葉やプラズマロー
ゲンを含み、加齢とともにに不足しやすい他の栄養素もしっかり配合されたサプリメント
などを活用するのが効果的です。



 

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
スポンサーリンク