中年からは肥満を解消して認知症を予防する?

中年からは肥満を解消して認知症を予防する?

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1.認知症と肥満の関係

肥満と言えば、生活習慣病や関節症など、健康面での悪影響は以前から指摘されています
が、中高年の皆さんに知っておいていただきたいのは、肥満は認知症の発症リスクを高め
るとも言われていることです。

なぜそうなるのかと言うと、肥満は、高血圧や糖尿病などの生活習慣病の発症リスクを高
めることはよく知られています。そして、その生活習慣病が、実は、認知症の発症リスク
を高める要因の1つと考えられているのです。

             

さらに、肥満は、加齢による脳の老化を10年以上早めると言われるほど、脳への影響も
大きく、脳の老化が早くなれば、認知症の発症リスクが上がるというシンプルな理由もあ
ります。

脳の老化が早まるとされるのは、肥満は代謝異常を起こしやすく、血流が滞りやすくなる
ことで、脳への血流も悪くなります。つまり、脳の機能を低下させることになるのです。

また、運動や記憶、認知などを担当する大脳は、脳のなかでも最も大きな役割を果たす部
分と言われていて、その大脳の表面を覆っているのが大脳皮質なのですが、肥満はこの大
脳皮質を薄くしてしまう(認知機能を低下させる)と言われています。

加齢とともに、脳の機能も老化するのは仕方ないにしても、必要以上に脳の老化を促進す
る肥満は、認知症のリスクを高める要因の1つであることは間違いありません。

同じく、代謝異常を引き起こす要因として、高血圧や高血糖などによる動脈硬化があり、
脳梗塞や脳出血などのリスクが高くなれば、それはそのまま認知症の発症リスクも高くな
ります。

このように、直接的に間接的に肥満は認知症と関係していますが、いわゆる中年期と言わ
れる45歳から64歳は、普通でも身体機能の低下や変化が起きる時期で、特に女性はホ
ルモンバランスの影響で肥満になりやすいと言われています。そして、この時期に肥満化
した人は、後に認知症をはじめ、他の疾患の発症率も高くなるというデータもあるのです。

2.肥満を解消する方法

中年期には、認知症の問題は別としても、その後の人生を健康的に過ごすためには、生活
習慣を見直し、体重をコントロールする習慣を身につけることが大切です。

とは言っても、若い頃とは違い、肥満解消には運動が良いと解っていても、無理をすれば、
また別の意味で体調を崩すことにもなりかねません。そこで、まずは気持ちの上での積極
性を保ちながら、運動や食事を見直し、適性な体重や体脂肪を維持するような取り組みを
考えることです。

高齢者に比べれば、まだまだ身体的に活動しやすい、中年期のうちに体重をコントロール
する習慣を習得することが大切なのです。

具体的には、できるだけ乗り物を控え、ちょっとした買い物や通勤などでも、歩くことを
習慣化したり、飲酒量を減らしたり、タバコを控えたり、といった日常生活にあまり影響
を受けないところから始めてみることです。まちがっても、急激な運動をしたり、極端な
ダイエットなどは考えないことです。

             

そんなことで本当に痩せられるのか疑わしいと思われるかも知れませんが、それは何もし
たことがない人の考えることで、実際に少しでも「歩く」ようになれば、その疑問もすぐ
になくなります。むしろ、さらに効果の出る方法はないかと考えるようになりますし、そ
れこそが、中高年の健康を維持する最善の方法になるのです。

例えば、普通に歩くときに、足の指に着けるだけの魔法のパッドといったものも開発され
ていますので、歩くことが苦にならなくなれば、あとは着けて歩くだけでスリムな体型に
なれるという優れものです。

なので、中年からの体重コントロールは、体と頭を使った、無理のない、より効果な方法
を考えることで、スポコンドラマの真似をすることではありません。


 

 

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