認知症予防に筋トレが効果的な理由と簡単なセルフ筋トレ法

認知症予防に筋トレが効果的な理由と簡単なセルフ筋トレ法

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1.認知症予防と筋トレ

脳神経細胞がダメージを受けたり変性したりすることで、記憶力や思考力などの認知機能
が低下する状態を認知症と言います。その原因は多岐にわたり、高齢化がすすむ現在の状
況では、アルツハイマー型・血管性・レピー小体型といった単一の原因による症状と判断
しにくい症例が増えていると言われています。

             

振り出しに戻ったような感じですが、そんな中で近年、認知症の発症・進行に筋肉が影響
しているとする考え方が浮上していて、脳も健康管理の1つである筋肉トレーニングによ
って健康状態が保てるという考え方です。

私たちが体を動かすときは、脳神経細胞が指令を出して脊髄神経経由で筋肉に伝わること
で筋肉が動きます。そして、筋肉が動いた結果生じる痛みや疲労が感覚神経経由で脳に伝
えられます。つまり、筋肉を動かすことを継続することで、脳神経細胞が活性化されて脳
をトレーニングすることになるという考え方です。

さらに、ウォーキングなどの有酸素運動は血中の酸素量を高めますので、脳内の酸素も増
えて脳神経細胞の活動も向上しますし、脳細胞間のネットワークも密になります。つまり、
記憶力や集中力のアップにつながり、認知症リスクが軽減することになる訳です。

体の健康に軽い有酸素運動や筋肉トレーニングは欠かせないという考え方が、脳にもその
まま当てはまる訳で、脳の血流を良くし、脳神経細胞を活性化することで、脳も健全な状
態を維持できるということなのです。この考え方でいけば、適度な運動による筋肉トレー
ニングはそのまま脳トレーニングにつながっていることになりますので、初期レベルの認
知症なら回復できる可能性が十分にあるということになります。

非常に明るい話でホッとされた方も多いと思いますが、認知症の予防・改善に、とりあえ
ずは試してみる価値は十二分にあるのではないかと思います。

2.筋トレによる脳トレ

最近、起き上がるのが辛くなったとか、よくつまずくようになったと感じている人は、す
でに筋力が低下しているかも知れません。つまり、認知症リスクが高くなっているという
ことでもあるのです。体の他の臓器は一度老化したら回復は絶望的ですが、筋肉に関して
言えば、何歳からでも鍛えなおすことが可能ですので、非常にやりがいがあります。

筋トレの方法はいろいろありますが、今回は「認知症予防」ということで、年齢が少し高
い人に向いている方法を紹介したいと思います。

             

それは、ダンベルや器具を使わなくてもできるウォーキングから始めるのが、誰にでも無
理なく、すぐに始められる筋肉トレーニングです。普段何もしていない人なら、ただ歩く
だけでも効果を体験することができますので、とりあえずは外に出て歩いてみましょう。

もうすでに、ウォーキング経験がある人は、プラス筋力強化を目指してみましょう。上り
坂に挑戦してみるとか、速度を早めるとか、距離を延ばすといったいろいろな方法があり
ますが、着けて歩くだけで姿勢を良くし、筋力を強化し、正しい歩き方が身につくという
筋トレパッドもおすすめです。

外出に問題がある人は、自宅でできる筋力強化法としてはスクワットやラジオ体操がおす
すめです。認知症予防のための筋トレは、ボディビルではありませんので、無理のないレ
ベルで継続できることを目標にして下さい。

また、筋肉アップにはタンパク質が不足しないことも重要ですの、不足していると思う人
は食事のメニューも見直してみましょう。

たったそれだけ?と思われる方も多いかも知れませんが、まずは何かを継続してやってみ
るということが大切で、そのために最も抵抗なく誰にでも取り組めるのがウォーキングな
のです。いたずらに難しいことを追いかけるより、とりあえず1つのことを納得行くまで
実践してみることが最も効果的な方法になります。


 

 

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