まだら認知症の症状の特徴と原因そして対策

まだら認知症の症状の特徴と原因そして対策

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1.まだら認知症の症状

まだら認知症とは、その名の通り、認知症の症状がまだらに現れることを言います。その
原因は、脳梗塞や脳出血などの脳血管障害によって引き起こされる血管性認知症の症状の
1つとされています。

血管性認知症はアルツハイマー型認知症の次に多い認知症という位置付けですが、全体の
認知症の2割程度ですので、絶対数はそれほど多くなく、認知症の患者さん10人のうち
8人は該当しないことになります。また、最近の傾向として、生活習慣病対策や、栄養事
情の改善等で、脳血管障害そのものの発症が減少しているため、まだら認知症の発症も少
なくなってきています。

とは言っても、完全になくなるというものでもありませんので、その特徴をしっかり覚え
ておくことは意味のあることです。

まずは、わかりやすい特徴として、脳血管障害の症状が見られることが多いようです。つ
まり、不安定な歩行、手足の運動障害、唾液が絡まったような話し方などの症状が見られ
る場合は、血管性認知症の疑いが強くなりますので、まだら認知症の可能性もあります。

             

また、まだら認知症は、脳血管障害で損傷を受けた機能のみが低下しますので、それ以外
の機能は正常ということになります。そのうえ、日によって症状の程度が異なるため、周
囲の人も本人も気付きにくく、発見が遅れることが多いと言われています。しかし、以前
と比べ、極端に低下した能力がある場合や、同年代の高齢者より物忘れが激しいといった
ようなときは、まだら認知症を疑ってみる必要があるかも知れません。

2.まだら認知症の対策

まだら認知症は、小さな脳梗塞が原因になることが多く、その根底にあるのが高血圧や動
脈硬化ということになります。つまり、予防としては生活習慣や食生活の改善など、いわ
ゆる生活習慣病対策をすることです。

また、血流をよくすることも大切で、そのための方法はウォーキングなどの有酸素運動や
水分の補給です。高齢になると、喉の乾きを感じにくくなる、トイレが近くなるなどの理
由で水分摂取を控えることが多くなりますが、脳血管障害の予防という点では水分補給は
効果的な方法の1つです。さらに、血管の補強も考えるなら、血管壁を強く柔軟にし、血
液を浄化、血流を促すというテルペンを主成分とする松葉茶を少しずつ飲むようにすると
良いかも知れません。

食事は、糖質や脂質を控え、食物繊維や発酵食品を多く摂ることを心掛け、タバコや酒は
できるだけ控えるようにすることです。

             

万が一、身近な人が認知症になってしまったら、精神的に辛く、金銭面や介護面での不安
もあると思いますが、認知症は誰にでもなる可能性がある病気で、基本的に根本治療はな
いということを認め、症状に振り回されることなく、専門家と相談したりしながら、いか
に快適に過ごせるかということを前向きに考えていくことです。

そのためにも、早期診断、早期治療が大切ですが、特にまだら認知症では、放置すると重
度の脳梗塞を起こしたりする可能性もありますので、どことなくおかしいと思った時点で
かかりつけの医師などに相談してみることです。


 

 

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