認知症の予防・改善には脳の血流を改善させる運動をしてみよう

認知症の予防・改善には脳の血流を改善させる運動をしてみよう

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1.認知症と脳の血流

認知症とは治らない病気というのが一般的なイメージですが、それが万に1つでもチャン
スがあるとしたらどうしますか?今回はそのような夢のあるお話です。夢の続きを見るか
どうかは別にして、知っておいて損のない内容かなと思います。

          

まず、病気で治せる可能性が少ないと思われるのは、その発症原因がわからない病気です。
逆に言えば、原因が分かっている病気は治る可能性が高いということになります。

一般的に、認知症と言えばアルツハイマー型とか脳血管性とか区別されますが、それは発
症のきっかけの違いで、どちらもその根底にあるのは脳の血流障害による複合型の原因な
のです。つまり、アルツハイマー病の原因は脳変性性と言われていますが、そこには脳血
管性も関係しているのです。

そこで、いきなり難しい脳変性性のことを考えるより、脳血管性の症状を改善することで、
総合的に認知機能が向上して回復に向かうというプロセスを考えてみましょう。

ここでも、一度壊れてしまった血管や神経細胞が再生されることはないという常識があり
ますが、実は、私たちの体には代償機能というものが備わっています。ケガなどで一部の
筋肉が動かなくなったとき、周囲の別の筋肉がその役目を引き受けるという機能です。

これと同じ機能が脳にもあって、血管障害で機能が停止している神経域で、別の神経細胞
を刺激して周囲の血流を増やすことで、ダメージを受けた神経細胞全体が活性化されて、
使えなくなった伝達ルートとは別の伝達ルートを作り始めるようになるのです。ちょうど
台風などで道路が壊れたときにバイパス(迂回路)を作るのと同じ現象が、自動的に脳内
に起きるというのです。

まぁ、特別なことをする訳でもありませんので、通院や介護の傍らで夢の続きを見続けて
いれば、いつの日か現実のものとなっているかも知れません。

2.バイパスの作り方

脳の代謝機能を促進するには、脳の血流を促し、脳を刺激する必要があります。その簡単
な方法が「手足の指の運動」です。

・両手のひらを前方に向けて、親指以外の4本の指の曲げ伸ばし
・手のひらを子供のきらきら星の遊戯の要領で回転させる
・手のひらを外側にして、グーにして胸元にひきつけ、正面に押し出してパー
・足のかかとをつけたまま、つま先を少しあげて足の指の曲げ伸ばし
 
・左右の足を交互に上げ下ろし
・左右の足踏み(できるだけ高く)

といった運動があります。いずれも椅子に座ったままで行なえますので、無理をしないよ
うに、各運動の目安は10回くらい繰り返しです。1年ぐらいは続けてみて、何らかの変
化が見られるようになったら、現実に代謝機能への期待が出てきますね。リズミカルな音
楽とともに実施すると効果的とも言われています。

また、血流を上げるには代謝を上げることも有効な方法と言われていますが、代謝を下げ
る大きな要因は生活習慣です。日頃から、最低限、メタボや生活習慣病といった不健康状
態に陥らないように心掛けておくことが認知症予防にもなります。キーワードは肥満です。

余裕があれば、脳の血流・脳機能のサポートでよく知られているイチョウ葉エキスも摂取
してみて下さい。

認知症と聞いただけであきらめてしまう人も多いですが、意外に改善の兆しが見える人も
少なくないので、良いと言われることはやってみることです。もちろん、その前に予防す
ることが大切で、認知症予防には、まずは肥満の解消から取り組んでみましょう。


 

 

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