ストレスからくる頭痛の対処法は気分転換から

ストレスからくる頭痛の対処法は気分転換から

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1.ストレスと頭痛の関係

頭痛といってもいくつかの種類があり、大きく分けると緊張型頭痛と片頭痛ということに
なります。片頭痛とは、両側のこめかみから目のあたりまでズキンズキンと痛み、頭の位
置を変えると痛みが強くなるような頭痛です。

        

ストレスが原因の頭痛は、緊張型頭痛の方で、首や肩の筋肉が緊張することで血流が悪く
なり、筋肉内に溜まった老廃物が神経を刺激するために起こると言われていますが、精神
的なストレスによって、痛みを制御する神経機能の働きが低下していることも関係してい
ると言われています。

さらに、ストレスが強くかかると、体はストレスに抵抗しようとして血圧をあげることで
対応します。脳の血圧が上がれば、血管が拡張し血液量が増えることで、頭痛を引き起こ
しやすくなりますが、仕事による目や体の疲れが重なることで、後頭部から首筋を中心に
頭が締め付けられるような痛みが起こるのが緊張型頭痛です。頭痛全体の約8割がこのタ
イプと言われています。

精神的なストレスが原因になっている場合は、自律神経失調症の症状も見られることがよ
くあり、頭痛と併せて、めまいや吐き気、肩こり、動悸などの症状も出ることがあります
が、その症状の現れ方はさまざまです。

ストレスと言えば、私たちの体にいろいろな悪い症状を引き起こす元凶のようなイメージ
ですが、適度なストレスは、体に緊張感を与え、集中力や作業能率を上げるために無くて
はならないものでもあるのです。ただ、過度なストレスを受け続けてしまうことが問題で、
そのストレスを測る方法もないため、客観的に自分のストレス状態を判断できないところ
に問題があるのです。

2.ストレス性頭痛の対処

原因がストレスであるなら、そのストレスから距離と時間をとる(離れる)ことです。と
言っても、それができないから厄介なんですね。しかし、実際の状況とは別に、そのよう
な気持ちを持つことが、まずは大切な第一歩なのです。

そこで、現実的な方法としては、離れることができないなら、受けたストレスを発散させ
ることで、その方法は2つあります。1つは、ストレスを上回るような楽しい状態に身を
置くこと、もう1つは、リラックス状態を作って副交感神経を活性化させることです。

             

具体的には、好きなスポーツで汗を流す、友達に思いっきり愚痴をこぼす、銭湯でゆっく
りと湯につかる、何も考えずに寝る、といったようなことで、自分に合った方法を見つけ
ることです。ただし、やけ食いやタバコ・アルコール量を増やすといった行動は、逆に頭
痛を悪化させることになりますので控えるようにしましょう。こういうときこそ、規則正
しい食生活、質の良い睡眠といった健康的な生活を心掛けることです。

次に、生活スイッチの切り替えを意識することです。仕事中などで緊張しているときには
交感神経のモードになっていて、仕事が終わると副交感神経のモードになるのが普通です。

ところが、仕事が終わっても交感神経が活発なまま生活している人がときどきいます。常
に仕事のことが頭から離れないというタイプの人です。つまり、24時間ストレスを受け
続けている訳ですので、頭痛が生じても何の不思議もない状態を自分で作っていることに
なります。

なので、意識して、仕事中は仕事に集中し、終われば仕事のことは考えない、というメリ
ハリのある生活をすることです。

これらのことを実践することで、できるだけ頭痛を予防するのがベストですが、頭痛が起
きている時は、だれでもすぐに治したいと思うものです。薬は根本的な解決方法ではあり
ませんが、頭痛によるストレスが溜まるという悪循環を断つことも大切です。それぞれに
常備薬はお持ちかと思いますが、これまで私が使ったなかでおすすめできるのが和漢処方
鎮静薬です。これから探そうと思っている人は参考にして下さい。


 

 

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