座りっぱなしの人は要注意!血行不良による症状と予防法

座りっぱなしの人は要注意!血行不良による症状と予防法

《本ページはプロモーションが含まれています》

1.座りっぱなし症候群

座りっぱなし症候群というすぐに分かりそうで、よく分からない言葉があります。これは、
デスクワークなどで座りっぱなしの生活をしている人が、血行不良によりさまざまな体に
よくない症状が現れることを言います。簡単に言えば、オフィスで起こるエコノミークラ
ス症候群といったところです。

例えば、毎日猫背になってデスクワークをしている人は、胃もたれや便秘、椎間板ヘルニ
アなどを引き起こしやすくなりますし、運動不足になることで筋力が低下して血行不良に
なります。実は、この血行不良があらゆる病気を引き起こす原因になるのです。

             

すでに、足のむくみ、体の冷え、肩こり、腰痛、肥満などの症状が出ている人は、要注意
です。長時間座りっぱなしでいるということは、ふくらはぎを使わない状態でいるという
ことになります。ふくらはぎは、普段はあまり意識されませんが、足の血流をスムーズに
して上半身に血液を送る働きをしています。これが「ふくらはぎは第二の心臓」と言われ
る所以です。

つまり、長時間座り続けるということは、血液が下半身に留まった状態にあるということ
で、血流が悪化して全身に酸素や栄養が行き届かなくなることです。すると体中の細胞が
劣化して臓器などの機能も低下します。エネルギーの代謝も落ちて血糖値やコレステロー
ル値にも影響(生活習慣病)が出てきます。

当然のことながら、それ以前に足そのものにも、足がむくむ、疲れやすい、足がつって眠
れないといった症状もよく現れますが、これらの原因は、足に不要な血液が溜まって生じ
る下肢静脈瘤であることが多いと言われています。

このように、座り過ぎの生活は肥満・糖尿病・ガンなどのリスクにつながっていて、世界
で年間200万人もの死亡原因となっているのです。日本人は世界で一番座っている時間
が長いと言われていますので、該当すると思う人は、今日から座り過ぎ対策をしてみるの
が賢明かも知れません。

2.座り過ぎの防止対策

座り過ぎを防止するには、いかにして座る時間を少なくするかということですが、そのた
めに仕事を減らすというのも難しいと思います。そこで、デスクワークなどの人は、1時
間ごととは言わないまでも、1日に5回程度は席を立ってトイレに行ったり、窓を開けた
り、習慣的に何かをするようにしましょう。

それすらできないようなら、ちょっとしたストレッチや、かかとの上げ下ろし、ふくらは
ぎのマッサージなど、できる範囲で血流の改善につながるような工夫をしてみましょう。

             

努力しても、どうしても座り過ぎになってしまう人は、帰宅後はできるだけ体操やストレ
ッチをしたり、足裏刺激をするだけでもかなり違います。また、水分をあまり摂らない人
はできるだけ水分補給をする必要があります。そして、意外に役立つのがビタミンE製剤
です。多少の費用はかかりますが、個人的にはそれ以上の効果があったと思っています。

座りっぱなし症候群ということで、中心は足ということでまちがいではありませんが、他
の部分のストレッチ、両手を大きく動かしたり、首を回したりといった、何でもないこと
でも何もしないよりはずっと効果的ですので、気が付いたときにはぜひ実行してみて下さ
い。同様に、エレベーターより階段、乗り物より歩く、といったことを念頭に生活するこ
とが血行不良の改善には何よりも大切なことなのです。


 

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
スポンサーリンク