高齢の女性に多い手首の骨折原因は骨粗鬆症と深くかかわっている

高齢の女性に多い手首の骨折原因は骨粗鬆症と深くかかわっている

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1.橈骨遠位端骨折とは

橈骨遠位端骨折とは、転んだりしたときに、手のひらを着いたことで手首のところで折れ
る骨折のことを言います。つまり、前腕(肘と手首の間)にある2本の骨の親指側にある
太い骨を橈骨と呼び、その遠位端(手首の部分)で折れる骨折ということになります。

             

骨折ですので、子供から高齢者まで、どの世代にも起こりますが、若い世代の人は交通事
故やスポーツ時に骨折することが多いのに比べて、更年期以降の女性で骨粗鬆症などを発
症している場合は、軽微な転倒やちょっとした衝撃でも骨折することがあります。

また、もう1つの前腕骨である尺骨が折れることを尺骨茎状突起骨折と言いますが、同時
に両方の骨が折れることもよくあります。

橈骨・尺骨の総称を前腕骨と言います。前腕骨の骨折は誰にでも起こります。しかし、若
い人が骨折する場合は、転落事故や交通事故など高エネルギーによる損傷が原因であるこ
とが多いのですが、高齢者(特に更年期以降の女性で骨粗鬆症を発症している場合)は、
若い頃には想像できないような軽い衝撃でも骨折してしまうことが多くなります。

転倒や転落後はもちろんですが、高齢者の場合は特にそのようなことがなくても、手首に
痛みが生じ、腫れたり熱を持ち、手首を動かしたり、手のひらを返すことも不自由になる
といった場合には、手首の骨折の疑いがありますので、すぐに病院で検査を受けるように
して下さい。骨折したまま放置すれば、骨が変形した状態で固まってしまったり、後々ま
で痛みが残ったり、痺れたり、動かなくなったりしてしまうことがあります。

2.骨折を予防するには

手首に限らず、骨折はいつでも誰にでも起こりますが、40歳未満では女性より男性の発
症率の方が高いようです。しかし、40歳以降では女性の発症率が男性を上回り、その後
も女性の発症率は直線的に増加する傾向にあると言われています。

その理由は、もうご存知の方が多いと思いますが骨粗鬆症です。人間の骨は一度出来てし
まうと生涯変わらないように思えますが、実は骨も新陳代謝を繰り返しています。つまり
少しずつ骨は壊され(骨吸収)、また新しく作られる(骨形成)ことで、一見、骨は変化
していないように思えるのです。

しかし、高齢になると、その壊す速度と作る速度のバランスが崩れる(通常は作る速度が
間に合わない)ことで骨がもろくなって行きます。特に、骨を壊す働きを制御する作用が
ある女性ホルモンが減少する更年期以降の女性にその傾向が多く見られるようになります。

             

そこで、骨折を予防するには、まずは転ばないように注意することが何より大切です。そ
して、骨と言えば、カルシウムやビタミンD、ビタミンK,リン、マグネシウム、タンパ
ク質などの栄養と、もう1つ絶対かかせないのが運動です。

骨は衝撃によって強化されますので、いくら栄養をしっかり摂っていても、刺激が不足す
ると成長しません。と言っても、ハードな運動は必要なく、ウォーキングなど軽い運動を
する程度で良いのです。時間がなければ家で足ふみ運動をするだけでも効果はあります。

また、骨に必要な栄養として、牛乳やサプリメントが中心に紹介されることが多いですが、
知る人ぞ知る、丈夫な歯や骨作りに最適な食材が乾燥きくらげなんです。中華料理はもち
ろん、和食や洋食にも使えて、不快なニオイや味もなく、コリコリとした食感が魅力の食
材ですが、何と、カルシウムやビタミンD、各種ミネラル類も豊富に含まれている天然の
骨折予防食品があったんです。スーパーなどでも売られていますが、骨粗しょう症予防を
考えるなら、農薬などの心配がない安全性の高いものを選ぶようにして下さい。

料理にきくらげを上手に組み込み、しっかり歩くことで、骨は丈夫になり、筋力・体幹バ
ランスも強化されることになります。結果、効果的に骨折を防ぐことが可能になるのです。


 

 

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