骨粗しょう症による骨折予防は骨密度と筋肉量を増やすこと

骨粗しょう症による骨折予防は骨密度と筋肉量を増やすこと

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   骨と筋肉の関係とは   

骨は「骨吸収」と「骨形成」を繰り返す骨の新陳代謝で、常に新しく生まれ変わっていま
すが、そのバランスが崩れ骨形成速度が骨吸収速度に追い付かず、骨に隙間ができる症状
のことを骨粗しょう症と言います。麩菓子のように中がスカスカで、ちょっと転んだり、
ぶつかったりするだけでも骨折しやすくなるような骨の状態になることです。

骨粗しょう症の意味が解ると、骨密度を上げて骨を強くするのがその予防法ということで、
カルシウムやビタミンDを摂取する人は多いのですが、プラス運動もするという点は軽視
されていることがよくあります。

骨の形成には、骨を作る骨芽細胞を活性化させる必要があり、それには骨に負荷がかかり
刺激されることが必要になります。そして、その方法が運動をすることなのです。

             

と言っても、ハードな筋トレなどはすでに骨密度が減少している人には逆効果で、むしろ
骨折の原因になったりもしますので、ウオーキングなど軽い運動が好ましいのです。筋肉
はハードな運動で鍛えても少し休むとすぐに落ちてしまいますので、軽い運動でも継続し
て行えるようなものの方が好ましいと言えます。

ときどき、すでに骨粗しょう症になってしまっていて、運動そのものが骨を傷めてしまう
のではないかと心配しておられる人もいますが、それは逆で、長期間にわたり運動をしな
い方が、余計に骨を衰えさせてしまうことになります。

更に、運動は筋肉量を増やし、筋力も強化してくれます。実はこの筋肉量・筋力のアップ
歩行能力バランス能力を高め、ちょっとした段差でつまづいて骨折するというような
リスクも減らしてくれるのです。

ただ、筋肉はタンパク質で出来ていますので、この方面の摂取量が少ない人はカルシウム
だけではなくプロテインなどのサプリメントも利用する必要があるかも知れません。

   骨密度を上げる運動   

運動と言えば、屋外でスポーツウエアを着て動き回る姿を思い浮かべる人が多いかも知れ
ませんが、まずは身近なところから「歩いて買い物」「家仕事でまめに体を動かす」とい
ったことだけでも、日頃から活動量の少ない人にとっては効果があります。

なので、とりあえずは日常生活で体を動かすこと、そして軽い運動も加えるというところ
からスタートしてみましょう。軽い運動も散歩やウオーキングだけではありません。

部屋の中でも「開眼片脚立ち」「かかと落とし」「ストレッチ」など、骨にも筋肉にも良
いとされる運動がありますので、それぞれに工夫してみて下さい。

開眼片脚立ちは、片脚で立つことにより、両足で立っているときの2倍の負荷が片脚にか
かるのは理解できると思いますが、バランス感覚を養う上でも重要な運動になりますので
ウオーキングなど外での運動の時でも併せて行うことをおすすめします。

              

かかと落としは、かかとを上げてストンと落とすだけですが、骨に直接刺激が加わります
ので骨密度を上げるには最適です。簡単ですし、歯を磨きながらでも、信号待ちの間にで
もできますので、特に運動ということでなくても、気が付いたらやってみることです。

             

ストレッチは、どこかを鍛えるというものでなくても、体が伸びて気持ちいいという感じ
で良いのです。結果的に体が動きやすくなり、転倒やケガを予防できますし、骨や筋肉に
も適度な刺激を与えることになります。子供のころ、夏休みなどに一か所に集まってやっ
たラジオ体操を思い出してみて下さい。丁寧にやればかなりのストレッチ体操になります。

ただ、室内でも運動はできますが、外での運動は日光を浴びることでカルシウムの吸収を
促すビタミンDを体内で作る方法でもありますし、筋力やバランス能力を強化する最適な
方法でもありますので、可能であれば屋外での運動も考えてみて下さい。


 

 

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