骨の強化に牛乳は間違い?骨密度を上げる必須栄養素とは

骨の強化に牛乳は間違い?骨密度を上げる必須栄養素とは

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   乳製品と骨密度   

骨密度が低いと言われると、まっさきに思いつくのが牛乳などの乳製品だと思いますが、
実は、最近の研究では「強い骨=牛乳」ではないということが分っているだけではなく、
逆に骨を弱くしてしまうリスクさえあると言われているのです。

カルシウムを摂れば骨は強くなるとか、牛乳にはカルシムが豊富に含まれている、とかい
ったことを昔から聞かされている私たちには、なかなか納得のいかないところですね。

もう少し詳しい人なら、もちろん牛乳だけでは無理で、ビタミンCやビタミンB6、ビタ
ミンK、亜鉛、マンガンなどのビタミン類やミネラル類も必要だということも知っていて、
そのような成分も一緒に摂取されているかも知れません。

しかし、強い骨を作るにはもう1つ大事な成分があるのですが、意外にもその辺のところ
が抜けていることが多いのです。

             

それは何かと言えばマグネシウムで、カルシウムと同量のマグネシウムが強い骨の条件な
のです。ところが、牛乳にはカルシウムは多く含まれていますが、マグネシウムは微量な
んですね。それが、いくら牛乳などの乳製品を多く摂っても骨が強くならない理由です。

では、牛乳を大量に飲めば、それだけマグネシウムも多く摂れるのではないかと考えるか
も知れませんが、実は、牛乳にはカルシウム以外にもリンやタンパク質も多く含まれてい
ます。これらの物質は、私たちの体内で血液を酸性に傾かせるものなのです。

健康な人の血液は、弱アルカリ性ということを聞いたことがあると思いますが、その原理
に背く物質を大量に摂取することになります。これは、単に骨だけの問題ではなく、生命
活動上の問題でもあり、危険な状態に陥らせることになります。

人間の体は、そのような時には何とかして元の状態に戻そうとする働きがあり、体内でア
ルカリ性の物質を作り出して中和します。このときに使われるのが骨や歯を分解して作り
だしたカルシウムです。これを脱灰と言いますが、もうお解りですね。乳製品は骨を丈夫
にするどころか、逆に弱くしてしまうこともあるのです。

   骨を強化する食品   

骨を強化するのに牛乳がダメという訳ではありませんが、あまり効果を期待できないとす
れば、他に何を食べれば良いのか困ってしまいますよね。

実は、骨を強化する必須栄養素のカルシウムとマグネシウムをはじめ、各種ビタミンやミ
ネラル類を多く含んでいるのが緑黄色野菜なんです。これならブロッコリーや小松菜など
いろいろ思いつきますね。他にも、海藻類や小魚などもおすすめの食材です。

             

しかし、これらの食材は、骨の弱い人が苦手とする食材でもあるんですね。そのような人
にはヨモギ茶をおすすめします。骨を強化するのに必要なカルシウムもマグネシウムもビ
タミンもミネラルも、すべてバランス良く含まれていて、その上、デトックス作用もある
ため、脱灰を引き起こす動物性タンパク質も減らすことができます。

骨と言えば乳製品という骨の健康法を、長期間にわたってテレビのCMなどでイメージ化
されてきていますので、なかなか気持ちの切り替えが難しいかも知れませんが、もう何年
も乳製品を愛用しながら、骨密度の心配を指摘されているような人は、そろそろ牛乳神話
から卒業しても良い時かも知れません。


 

 

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