気が付いたら骨折?症状は圧迫骨折?原因と予防法は?

気が付いたら骨折?症状は圧迫骨折?原因と予防法は?

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1.圧迫骨折とは

圧迫骨折とは、骨が折れるというより、骨の中がスカスカになって、押し潰されてしまう
状態のことを言います。男女ともに発生しますが、女性に多い骨折とされています。

           

圧迫骨折の主な原因は骨粗しょう症であることも分かっていて、圧迫骨折を起こす人は、
もともと骨粗しょう症になっていることが多く、骨の質が低下しているところに、ちょっ
とした衝撃(転んだり、重い物をもったり)で、背骨が押し潰されたように折れてしまう
というのがよくある症状です。しかし、もっと厄介なのが、自分の体の重さに耐えきれず、
背骨が潰れてしまうようなケースで、特に痛みを感じることもなく、骨折していることす
ら気が付かない人が多いことに問題があります。

このような場合は、数年以内に、次の圧迫骨折が起こる確率が非常に高く、次から次へと
拡大していくため、やがて「背が縮む」「背中が曲がる」などの症状が現れてきます。す
ると、体のバランスが悪くなりますので、転倒しやすくなります。もともともろくなって
いる骨に衝撃が加わると、骨が折れやすいのは誰にでも解りますね。

事実、大腿骨を骨折した人の約8割は、過去に、圧迫骨折をしているとも言われており、
ただ本人がそれに気付いていなかったために、大腿骨骨折につながってしまっていると考
えられています。

2.骨粗しょう症とは

骨粗しょう症とは、骨の質が低下して、骨が麩菓子のようにスカスカになる病気です。そ
の原因は、特にハッキリとした病気などではなく、加齢や女性ホルモンの低下などによっ
て引き起こされる原発性骨粗しょう症と、特定の病気や薬品などの影響を受けて二次的に
起こる続発性骨粗しょう症があります。

一般的に、更年期の女性に多いとされているのは、前者の方で、加齢やホルモンバランス
の影響で、骨の吸収と形成のバランスが崩れる代謝異常で起こります。若い人のダイエッ
トや偏食による栄養バランスの偏りでも、同じような状態になることがあります。

           

骨粗しょう症で骨折しやすいのは、背骨(椎体)や股の付け根(大腿骨近位部)、手首(
前腕骨遠位部)、腕の付け根(上腕骨近位部)と言われています。

3.圧迫骨折の予防法

圧迫骨折の主原因が骨粗しょう症であることが分かっていますので、当然、骨粗しょう症
を予防することが圧迫骨折の予防法になります。

骨粗しょう症は気付きにくい疾患と言われますが、注意する気になれば、それなりに初期
の症状も見えてきます。最近「背が低くなった」「腰や背中が痛む」といったことも、骨
粗しょう症が進んでくると現れやすい症状です。特に、更年期の頃に、このような症状に
気付いたら、すぐに骨の検査をする必要があります。

             

同時に、骨を強くするための食事や運動をすることです。長期戦になりますので、続けら
れることを前提に考えましょう。

骨と言えばカルシウムと考える人が多いですが、もちろんそれも大切ですが、それだけで
良いというものでもありません。また、カルシウムは自然の食品から摂取するのが良く、
サプリメントなどで大量に摂取すると、心血管疾患のリスクも増えることになります。

次に、最近はよく知られるようになりましたが、ビタミンDも積極的にとる必要がありま
す。ただ、ウォーキングなど、外での運動をすることでも補給できますので、運動はぜひ
屋外でするものを選んで下さい。他にもビタミンK、ビタミンB6,ビタミンB12、葉
酸なども不足しないように注意しましょう。

食事で骨対策が難しいという人は、重要成分がバランス良く配合されたサプリメントなど
も販売されていますので、それを活用するという方法もあります。

そして、次のような生活習慣も、骨密度の低下を招きやすいと言われていますので注意し
ましょう。それは、タバコ、睡眠不足、慢性的なストレスです。


 

 

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