2型糖尿病と診断されたら最低限必要な対策

2型糖尿病と診断されたら最低限必要な対策

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1.2型糖尿病とは

一般的に、糖尿病というのは2型糖尿病のことで、糖尿病患者数の9割以上を占めると言
われています。40歳以上に多いとされていますが、近年では、食べ過ぎ・運動不足によ
る肥満やストレス、睡眠不足などの生活習慣の乱れから、若い人の発症も増加傾向にある
と言われています。

では、1型糖尿病とはどういうものかと言えば、膵臓にあるインスリンを分泌する細胞(
β細胞)が、自己免疫反応異常やウイルス感染によって壊されることで、インスリンが出
なくなってしまう病気で、自己免疫疾患のひとつとされています。こちらは、比較的若い
年齢層に多いと言われていますが、絶対的なものでもありません。

ただ、中年以降に、健康診断で血糖値が高いと判定されたような場合は、ほぼ2型糖尿病
ということになりますが、その場合は、別にHbA1C(ヘモグロビンA1C)も測定し
て、その値が6.5%以上で、血糖値が 126mg/dL(空腹時)以上、200mg/gL(随
時)以上なら糖尿病と判定されます。



しかし、糖尿病とは、血管の中で起こっている病気のため、初期の段階では、特に自覚症
状というものはありませんが、放置することで、神経や毛細血管に障害が生じて合併症を
引き起こすことになります。

神経が傷つくことで起こる糖尿病性神経障害、毛細血管が集まる腎臓(糖尿病性腎症)や
目(糖尿病性網膜症)に起こる病気を、糖尿病が引き起こす3大合併症と言い、悪化すれ
ば、手足の切断、人工透析、失明といった事態に発展するリスクが高くなります。

もちろんそれだけではなく、糖尿病の合併症は全身に及び、動脈硬化から脳梗塞や心筋梗
塞、免疫の低下により歯周病、水虫、膀胱炎といった感染症にもかかりやすく、重症化し
やすいと言われています。さらに、あまり関係ないように思われがちですが、アルツハイ
マー型認知症の発症率でも1.5倍と言われているのです。

糖尿病は、発症すると完治しない病気と言われるほど、決定的な治療法はありません。し
かし、血糖値をうまくコントロールできれば、特に恐れを増長させる必要もありません。

2.初期の糖尿病対策

糖尿病と診断されたら、あれこれ考えるより、まずは「食事」と「運動」による血糖値の
コントロール方法を習得することです。つまり、治らないと言われている病気を治そうと
いろいろ考えるより、これから、どのようにして合併症を避けながら生きていくか、とい
うことに気持ちを切り替える必要があります。

結果として、それが糖尿病だけではなく、健康な体を維持する方法にもなりますので、糖
尿病とは、そろそろ健康に気を配る生活をしなさいという天の声だと思うことです。

では、具体的にどうすれば良いのかというと、長期戦というものには急激と表現されるも
のはNGです。例えば、血糖値を上げるのは糖質(炭水化物)であることが分かっても、
それを完全に無くしてしまってはいけません。血糖値は下がっても、三大栄養素の1つが
無くなってしまえば、健康上の他の問題が出てきます。

なので、このような場合でも、まずは「ご飯茶碗をひとまわり小さくする」「パンを5枚
切りから6枚切り」に変えるといったような、無理なく、すぐに出来ることを実践するの
です。さらに、歩いて行けるところは、できるだけ歩く、例えば、駅でエスカレーターを
待つのではなく階段を上がる、買い物でも、歩いて行けるところは歩く、大きな商品でな
ければ、カートではなく買い物カゴを持って歩くといったふうに、要するに、少しでも楽
をしようとしないことです。

             

これだけでも、糖質は10%ほどカットできますし、逆に、手足の筋肉は10%ほどアッ
プします。すると、内臓脂肪が少なくなり、インスリンの効果が出やすくなりますし、筋
肉量の増加は基礎代謝量を上げますので、エネルギー消費が多くなります。

それが、苦にならなくなったら、ウォーキングやスクワットなどで、さらに筋肉を鍛えた
り、食材を研究して、自分に合う血糖値コントロール法を確立することで、糖尿病発症前
より、健康的な体質に変えることも十分可能になります。

先にも書きましたが、糖尿病と診断されても、すぐにどうこういうものでもありませんの
で、インスリンを打つことを考えるより、ゆっくりと血糖値を自分でコントロールする方
法を習得することです。私は、ここまで書いてきたことにプラスして、食事のときに、こ
れまでの緑茶からサラシア茶に変えました。

これが意外に良くて、血糖値の急上昇がなくなるので、食後の眠気もなくなり快適に過ご
せますし、吸収されなかった糖質が腸内細菌(善玉菌)のエサになるため、腸内環境が良
くなって、糖尿病から転じて、健康生活の見本のような状態になりました。もちろん血糖
値も、常に合併症の圏外にあります。

なので、糖尿病と診断されても、必要以上に恐れることなく、やるべきことをしっかりや
れば、特に心配することはありませんが、だからと言って、何もしなければ、人生の後半
で必ず重篤な症状を経験することになります。


 

 

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