血糖値が上がると何が問題になるのかを知ると糖尿病の怖さが分かる!

血糖値が上がると何が問題になるのかを知ると糖尿病の怖さが分かる!

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血糖値が上がるとは

血糖値とか糖尿病という言葉で「砂糖」を連想する人が多いのですが、血糖値
というのは血液中のブドウ糖の量のことで砂糖ではありません。

ブドウ糖というのは、動植物が活動するためのエネルギーとなる自然界に最も
多く存在する単糖類(それ以上分解できない一番小さい単位の糖質)で、人間
にも重要な栄養素です。特に人間の脳のエネルギー源はブドウ糖だけなので、
そのブドウ糖の原料となる炭水化物(ごはん・パン・麺類など)を私達は主食
としているのです。

炭水化物が摂取されると、腸管から吸収されてブドウ糖として血液中に入り、
血管を通して脳をはじめ必要な組織に運ばれていくのですが、その際ブドウ糖
は血管に付着します。もちろん正常な濃度のブドウ糖なら自然に浄化されます
が、濃度が高くなる(血糖値が高い)ときれいに浄化されません。

その血液中のブドウ糖の濃度を調整する機能が低下することを「糖尿病」と言
うのですが、そのような状態が長期間に及ぶと血管が傷み、神経細胞膜も傷む
ことになります。このような症状を「合併症」と呼ぶのです。

糖尿病は、ブドウ糖の調整機能が低下するだけで、特に日常生活に何の支障が
出るというものでもありませんが、それが原因で起こる合併症が深刻な事態を
招くことになります。

     

まずは、細い血管が詰まることで網膜症になり、中途失明原因の2位と言われ
ていますし、人工透析の原因である腎症の1位、下肢切断原因の1位である足
壊疽、その他、心筋梗塞、脳梗塞の発症リスクが通常の3倍にもなるのです。

また、合併症ではありませんが、脳がブドウ糖を唯一の栄養源としているよう
にガン細胞もまたブドウ糖を栄養源としていますので、血糖値とガンも無関係
という訳でもありません。

血液中のブドウ糖の濃度を実際に測定した数字が「血糖値」で、血液中のヘモ
グロビン(血管壁にどれぐらいのブドウ糖がくっついているかを想定して)に
何パーセントのブドウ糖がくっついているかを調べるのが「HbA1C」(ヘ
モグロビンエーワンシー)という測定法になります。正常値は5%程度ですの
で、それを基準にして高ければ糖尿病のリスクも高くなるということです。

血糖値が上がる原因と対策

ブドウ糖は「グルコース」というのですが、ほとんどの果物や穀類など自然界
に多く存在していて、日本ではブドウから発見されたため「ブドウ糖」と呼ば
れています。その成分は糖の最小単位である単糖類に分類され、他の果糖など
の単糖類と結びついてショ糖、乳糖、でんぷんなどを構成します。

食べ物から糖質(炭水化物)が摂取されると、消化・吸収されてブドウ糖に分
解されて血液中で血糖として存在し、エネルギーとして利用されるのですが、
過剰摂取された場合は膵臓から分泌されるインスリンによって調整され、中性
脂肪として蓄えられます。これがブドウ糖を過剰に摂取し、インスリンが正常
に働いている姿で、その結果として肥満や生活習慣病の原因となります。

          

一方で、このインスリンが正常に働かなくなって、血液中のブドウ糖が調整さ
れなくなって血糖値が高い状態になると「糖尿病」ということになります。

そして、慢性的に血糖値の高い状態が続くと、失明や下肢切断といった日常生
活に支障をきたすような合併症を患うことになるのです。

しかし、一度インスリンの働きが低下すると、回復することは難しく、現状で
は、できるだけインスリンの寿命を伸ばす工夫をする以外に方法がありません。

インスリンが出動するのは主に血糖値が急上昇したときなので、できるだけ血
糖値の上昇を抑えるようにすることがインスリンを温存することになります。

そのためには、血糖値が上昇しないものを食べるとか、サプリメントなどで食
後の血糖値を抑えるようにするのが正しい方法になります。

また、インスリンが正常に働いている人には、これがそのままダイエットの方
法にもなるということです。つまり、血糖値が上がらない、インスリンが分泌
されない、中性脂肪が蓄積しないということです。

糖尿病の心配のある人、ダイエットに失敗し続けている人は、ぜひ実践してみ
て下さい。

   コタラエキス+

 

 

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