血糖値を下げる最も簡単な方法は食べる物の内容を変えるだけ

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1.血糖値が高い原因

健康診断や血液検査で「血糖値が高い」とか「糖尿病」と言われて、どうしたら良いのか
わからないという人が結構多いようです。血糖値とは血液中の「ブドウ糖濃度」のことで、
本来は、体内で一定の濃度になるように調整されているのですが、何らかの原因でその調
整がうまく行かなくなって、血液中のブドウ糖濃度が高くなった状態を「血糖値が高い」
というのです。夏の暑い日に大量の清涼飲料水を飲んだことで、一時的に血糖値が基準値
を越えてしまったというような場合は、やがて修正されて、それほど問題になることもあ
りませんが、調整機能のトラブルで長期間にわたって血糖値が高い状態が続くと「糖尿病」
という診断を受けることになってしまうのです。

血糖値が高くなる要因としては、加齢・肥満・ストレス・薬などがよく知られていますが、
加齢や病気で膵臓機能が低下してインスリンの分泌量や効力が低下すること、肥満による
インスリン抵抗性が生じること、といったあたりが高血糖状態が続く(糖尿病)の大きな
原因とされています。もちろん他にもさまざまな血糖値を上げる要因はありますが、中高
年になって糖尿病と診断される人の多くは、加齢による膵臓機能の低下(老化現象)によ
るところが大きいと言われています。

いずれにしても、一過性の高血糖の場合を除き、糖尿病とは血糖値が自然に調整されにく
くなってしまった状態が続くことで、特に加齢による膵臓機能の低下などが原因の場合は、
完全回復を期待すること自体難しいということになります。そこで、自分で血糖値を調整
する必要があり、その方法を習得することが糖尿病(高血糖値)対策になるのです。

2.血糖値の調整方法

ブドウ糖は身体を動かすエネルギー源ですので、低ければ良いというものでもありません。
なので、目標はできるだけ空腹時正常値「70~110mg/dl」に近づけることです。

また、食後2時間血糖値と言われる「140mg/dl 」を上限目安とするとわかりやすいか
も知れません。ただし、これはあくまでも目標値であって、それを自在にコントロールで
きるようになるのは、ずっと先の話という気持ちで取り組みましょう。最初は、いつ測っ
ても200mm/Hg 以下で一応合格という程度であっても、心配するような合併症のリス
クはあまり気にするレベルではありません。だからと言って200mm/Hg がベストでは
ありませんので、目標値に向かって努力する気持ちを忘れないようにして下さい。

では、ここからは、具体的な血糖値対策です。

血糖値は食事内容で決まります。特に血糖値が上がるのは「炭水化物」の摂取量です。た
だ、炭水化物は三大栄養素の1つでもありますので、これを完全に抜くことは逆効果です。
そこで、まずは「腹八分目」を実践してみましょう。また、糖を多く含む清涼飲料水や果
物も控えるようにします。ただ、どうしても糖質の大量摂取が避けられないようなときは
漢方処方の糖解錠などを準備しておくと役に立ちます。

次は、健康維持の基本「運動」をすることです。ウォーキングなどの軽い運動は、さまざ
まな健康効果があることで知られていますが、血糖値に関しては、運動によるエネルギー
消費より、肥満(内臓脂肪)解消によるメリットが大きいようです。

基本的にはこれだけです。糖尿病は生活習慣病の1つですので、まずは年齢相応の食事量
と健康のための運動をするだけでも、かなりの効果が期待できます。1か月単位で様子を
見ながら、食事量を変えたり、運動量を変えたりしながら、空腹時の正常値をめざすよう
にするのです。食後2時間血糖値の140mm/Hg レベルまで調整できるようになれば、
もう血糖値で不安になるようなこともなくなります。今日からすぐに始めてみましょう。





 

 

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