血糖値改善の必要条件は糖質対策と基礎代謝のアップ?

血糖値改善の必要条件は糖質対策と基礎代謝のアップ?

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   血糖値と基礎代謝の関係   

糖尿病と言うと「糖質」のことを最初に考えると思いますが、もちろんそれは間違いでも
ないのですが、もう1つ大きく関係しているのが「基礎代謝」です。

つまり、糖の摂取量を減らすことと、糖の消費量を増やすことができなければ血糖値はあ
まり改善されません。というより、血糖値が高くなる原因はむしろ基礎代謝の低下にある
と考える方が正解かも知れません。

糖尿病で勧められる改善法に糖質制限と運動がありますが、ダイエットを経験された人な
らご存知のように、運動で消費されるエネルギーはそれほど多くないため、期待通りに痩
せることはできません。

             

しかし、それでもダイエットや糖尿病に「運動」を勧める理由は、運動による「筋肉量の
増加」のためです。それは、基礎代謝のなかでも「体温調整」に消費されるエネルギー量
が最も多く、その熱を生産しているのが筋肉だからです。

恒温動物という言葉を聞いたことがあるでしょうか?人間もその仲間で「外気温の変化に
対応して体温を維持することができる」という意味ですが、人間の体の約6割が水ででき
ているということを知っていれば容易に理解できると思います。

よくダイエットで言われるカロリーですが、1カロリーとは14.5度C の水1gを1度
上げるのに必要なエネルギー消費量のことを言います。とすれば、体の6割が水でできて
いる人間の体温を維持するためには、どれほどのエネルギーを必要としているかが分かり
ますよね。

昔の人は、乗り物がなく目的地へ行くだけでもエネルギーを消費し、エアコンもないので
体温調整にも大量のエネルギーが消費されていたため、かなりの食べ過ぎでもエネルギー
源である糖が余ることはありませんでした。

逆に言えば、エアコンや交通手段の発達で、必要なエネルギー量が大きく減った上に、歩
くことも少なくなって筋肉量も減少してしまっているのに、食べるものだけは豊富にある
といったことが、現代人に低体温や糖尿病といった問題を引き起こしているのです。

   糖尿病改善は基礎代謝から   

生活に便利な機械類の発達で、エネルギー消費量は減り、筋肉量も減っているところに、
食料事情は大きく改善されている現在の生活環境では、使われずに余った糖のほとんどは
脂肪に変えられて皮下や内臓、血液に蓄えられてしまうことになります。肥満や糖尿病は
こうして始まるのです。

そこで、皆さんよくご存じの「糖質制限」や「運動」が出てくる訳ですが、ここまでのと
ころをしっかり理解できていれば、まずは運動ということになりますよね。それもハード
なものではなく、ウオーキングやストレッチなど、筋肉量を増やすための運動です。

           

理想とされる筋肉量は体重の40%と言われていますが、現代人の実際は30%前後とい
う人が多く、それがそのまま「低体温体質」や「肥満体質」「糖尿病」といった症状とな
って現れているのです。

もう糖尿病の改善には何が必要かわかりますね。まずは軽い運動をして筋肉量を増やすこ
とから始め、肥満や冷え性が改善されてきたら、食事療法で糖質(炭水化物)の摂取量を
調整するようにして血糖値を下げるのです。

もともとタンパク質や野菜などを多く食べている人は、そのまま減らしてもあまり問題に
なりませんが、炭水化物中心(例えばラーメン+焼き飯など)の人は、他の栄養も不足し
てしまうことになりますので、糖質だけを吸収しにくくするような方法を考える必要があ
ります。

最近は、筋肉作りに欠かせないアミノ酸「HMB」と、糖質吸収をサポートするイヌリン
などが一緒になったサプリメントなども開発されていますので、筋肉と糖質の同時進行で
始めたい人にはおすすめです。



 

 

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