睡眠の質が低下している人は血糖値の検査をしてみよう

睡眠の質が低下している人は血糖値の検査をしてみよう

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1.睡眠と糖尿病の関係

今や日本は24時間社会と言われるようなところがあり、生活の中心がどこにあるのかわ
からないような人も少なくないようです。そのような環境下では必然的に睡眠不足になり
やすく、実際、成人の約3割の人が不眠や睡眠の質の低下を感じていると言われています。

睡眠不足になると、昼間に眠くなったり、倦怠感があったり、集中力が低下したりといっ
たさまざまな症状が現れることは、多くの人が経験しているところだろうと思いますが、
それだけではなく、糖尿病・高血圧・脂質異常症などの病気を誘発したり悪化させたりす
るということもよく知られています。

             

不眠は交感神経を活性化させ、コルチゾールの分泌を促進することでインスリン抵抗性が
増大します。また、不眠は食欲を抑制するレプチンというホルモンを低下させ、食欲を高
めるグレリンというホルモンを上昇させます。つまり、食欲が増して血糖値が上昇しやす
くなるのです。さらに、睡眠不足はオレキシン濃度を高め、糖の産生を促進する作用もあ
あります。

これだけでも、睡眠不足と糖尿病には密接な関係があることは誰にでも分かると思います
が、睡眠不足になると、日常生活での活動量も低下しますし、熱産生も低下しますので、
当然のことですがエネルギー消費量が減り血糖が上昇することになります。

もともと糖尿病の人はどうなのかと言うと、糖尿病は脳の中の視床下部を活性化させるた
め、睡眠状態を悪化させると言われています。また、高血糖が続くと夜間頻尿になること
が多くなりますし、糖尿病の人は肥満体型であることが多く、それが原因で睡眠時無呼吸
症候群が発症したりすると不眠にもつながります。

このように、睡眠不足と糖尿病は密接に関係しあっていますので、糖尿病があるために睡
眠の質が低下しているのか、睡眠不足だから糖尿病になっているのかは別として、特に最
近睡眠の質が低下したと感じるようなときは、血糖値を測定してみると手がかりがつかめ
るかも知れません。

2.睡眠と血糖値の改善法

睡眠と糖尿病の改善方法が同じでは納得できないという人もいるかも知れませんが、では
糖尿病を治す方法はあるのかと言えば、病院で「糖尿病は一生治らない病気」と言われた
人も多いと思います。そうなんです。糖尿病の治療は病気を根本的に治すのではなく、血
糖値を下げる処置をしているだけなのです。なので、今度は睡眠不足の改善を目指すこと
で、血糖値を下げることができるなら、それも糖尿病の治療と同じことなになるのです。

そこで、質の良い眠りのための心得ですが、まずは不必要に夜遅くまで起きてテレビを観
ながらスナック菓子を食べるといったような習慣をやめましょう。つまり、毎日おなじ時
間に寝て、同じ時間に起きる規則正しい生活のリズムを整えることが大切です。

とは言っても、なかなか思うようには行かないと思いますが、最低限、寝る2時間前には
食事を済ませて、リラックスして、できるだけ予定した時間に床に着くようにしましょう。

              

あとは、日常生活で出来るだけ乗り物を使わず歩くこと、腹八分目を心掛けることです。

また、すでに糖尿病の人は、生薬製剤の血糖値を穏やかに下げる働きの糖解錠がおすすめ
です。食前に飲んでおくと効果的です。実は、私もそれだけですが、10年以上血糖値は
それほど気になるレベルにはなりません。最初は空腹時でも200を超えていましたが、
最近はずっと120くらいです。夜間頻尿もなくなり、食後2時間ころの眠気もほとんど
なくなり、太り過ぎず、痩せすぎずの良いコンディションで過ごせています。

血糖値、眠りの質で悩んでいる人には、ぜひ一度試してみて頂きたいと思います。


 

 

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