糖尿病で目が見えなくなる前に誰でもできる予防法

糖尿病で目が見えなくなる前に誰でもできる予防法

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1.失明対策は早期発見から

糖尿病網膜症による失明が多い一番の理由は、自覚症状がない

ことから発見が遅れることです。

糖尿病網膜症は慢性疾患なので、ある日突然ということはない

のですが、ほとんど自覚症状がないので、眼科医へ行くことが

なく、異変が出たころには、もう手遅れという場合が多いのです。

      

その原因の1つに、内科医の意識の問題もあります。

糖尿病と言えば、まず血糖値の管理をうるさく言いますが、

案外忘れられているのが眼科受診なのです。

なので、内科医の質はともかくとして、糖尿病と診断されたら

自主的に眼科医を受診するという気持ちが何より大切な予防法

になります。

2.具体的な失明予防対策

糖尿病と診断されたら、精密眼底検査を習慣化することで、

早期発見につなげることができます。

    

具体的には、網膜症のない人でも年間2回くらい、網膜症が

ある人は、その程度に応じて、年間4~15回程度の受診が

必要になります。

そして、失明予防は血糖コントロールが中心ですが、この場合も

薬品による急激なコントロールは、何年も続いた高血糖が一気に

下がると、逆に悪化することがありますので、食事制限と運動に

よる自然コントロールがベストです。

但し、網膜症が重度(増殖網膜症)の場合は、激しい運動が

眼底出血の原因になることもありますので、散歩程度の軽い運動

にとどめておく必要があります。

3.糖尿病と白内障と緑内障

白内障というのは、いわば白髪のようなもので、加齢とともに、

大なり小なり症状が出てくることが多い病気です。

ただ、糖尿病を患っている場合は、年齢より早く進行しますので、

30代で手術ということもあります。

      

決して軽視しても良いというものではありませんが、誰でも白内障

の可能性があり、老人性白内障と同じ手術で改善されますので、

無駄に放置しなければ、それほど深刻な事態には至りません。

むしろ、糖尿病で最も恐ろしい合併症が血管新生緑内障です。

網膜の血管が糖尿病により詰まることで起こりますが、この場合は

失明寸前の非常事態と言えるのです。

       

手術しても、確実な効果が期待できず、失明状態になってしまう

危険性がすぐ間近かに迫っているのです。

適切な時期に、適切な予防手術が必要になりますので、眼科医の指導

を受けながら真面目に対処することが大切です。

4.まとめ

糖尿病と診断されたら、自主的に眼科を受診し、食事と運動による

自然な血糖コントロールを目指します。

白内障、緑内障等の症状がある場合は、眼科医とお友達になるほど

頻繁に受診して、指導を受けることが、例え手術が必要になった場合

でも、人情として、良い治療を受けることができる可能性が高くなる

ということです。

 

 

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