糖尿病で足を失う前に誰でもできる予防法

糖尿病で足を失う前に誰でもできる予防法

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1.なぜ足を切断しなければならないか?

糖尿病による神経障害や血管障害は、足先から始まり、

次第に上の方に進行していく場合が多いと言われます。

神経障害が起こると、足の怪我やヤケドといった痛みなどが

発見しにくくなるのです。

その上、足の裏を頻繁に見る人も少なく、たいていの場合は

放置されやすい環境にあります。

更に、血行に障害が出ると、その怪我やヤケドの回復に時間が

かかったり、細菌感染により、短期間のうちに壊疽へとすすんで

しまう危険性があります。

     

つまり、足は心臓から最も遠く、血液の循環が悪い上に、血管障害

が起こることで、より問題が深刻になります。

その上、神経障害で怪我などに気付きにくく、手遅れになってしまう

ことがよくあるのです。

と言えば、怪我やヤケドさえしなければいいと思われるかも知れませんが、

実は、感染症にも注意が必要なのです。

足の切断に至る感染症って何だろうと思われるかも知れませんが、

水虫なども感染症で、もともと治りにくい水虫が悪化することは十分

考えられます。

2.足を切断しないための予防

まずは、足に怪我やヤケドをしないということになります。

実は、足を失うほどの壊疽も、最初はごく小さな怪我が原因であること

がとても多いのです。

靴のなかに小さな石が入っていたとか、サイズが合わずに靴擦れした

とか、そのような些細な原因から始まることも多く、交通事故で大怪我

を想像された人は、すぐにその考えを訂正する必要があります。

なので、まずはサイズや材質など、靴選びから始めなければなりません。

通気性が良く、履きやすく、かかとの高くないものを選ぶようにします。

夏のサンダル履き等は当然避けるのが無難です。

また、神経障害が起こると、痛みだけではなく、熱さにも鈍感になります。

      

笑い話のようですが、ヒーターで温めていた足が焦げて、その臭いで気が

ついたというようなことも現実にあるのです。

低温ヤケドや、風呂の湯でも注意が必要になるのです。

特に、温度計のない真夏の海水浴場や屋外プールは言うに及ばず、

怪我やヤケドの危険性があるものや場所には自分で注意するしかありません。


そして、最も基本的なことですが、毎日足をチェックする習慣をつけること

が実は最も大切なポイントです。

足を怪我したりヤケドをしないことがまず第1の注意点ですが、それでも

怪我やヤケドは起こるものですので、できるだけ早期発見、早期治療に

徹することこそ、大切な足を失わないための大原則なのです。

顔も足も、どちらも大切な体の一部分です。

鏡で顔を見るように、毎日、足もしっかりチェックしてみて下さい。

 

 

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