糖尿病と診断されたら血糖値が高くなりにくい食生活に変える

糖尿病と診断されたら血糖値が高くなりにくい食生活に変える

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血糖値が高いと良くない理由

中高年になると健康診断でひっかかりやすいのが血圧と血糖値ですよね。しかし、血圧は
その気になれば比較的簡単(?)に改善されますが、糖尿病は一度発症してしまうと、現
代医学では完治しないと言われていますので、その分ショックも大きいと思います。

だからと言って、絶望的になる必要もなく、車で言えば「AT車からマニュアル車に乗り
換えた」と思えばいいのです。これまで自動で血糖値の調整をしてくれていたものを、自
分で調整すればいい訳ですね。ある意味、若い頃から続けてきた無茶をやめ生活習慣を正
して生きる年齢に達したということです。

そもそも「血糖値」とは何かと言うと、血液中に存在するブドウ糖の量(濃度)のことを
言います。そして、そのブドウ糖の元になるのが「糖質(炭水化物)」で、ご飯やパン、
麺類などから糖質を摂取すると、消化吸収されてブドウ糖に変化します。

           

血液中のブドウ糖の量が過剰になると、膵臓からインスリンというホルモンが分泌されて、
自動的に一定の濃度に調整されるようになっているのですが、何らかの理由でインスリン
の効力が低下して、元にもどらなくなってしまった状態が糖尿病ということなのです。

日本人は欧米人に比べて、もともとインスリンの分泌能力が半分程度と言われていますの
で、日本人の糖尿病は宿命的なものかも知れません。

いかがですか?少しは安心しましたか?もともと日本人には糖尿病が多く仲間も多いと分
かると精神的には楽になるかも知れませんが、だからと言って安心していてはいけません。

三大合併症と言われる糖尿病が原因の疾患の他、感染病でも、他の病気でも、コロナのよ
うな致命的な病気などが流行すると、まず糖尿病の既往症がある人に注意報がでますよね。
それだけ糖尿病患者は重症化しやすいからです。

もちろんそれだけではなく、手術が必要な時でも、血糖値が高いと「手術創部の感染リス
クが高くなる」などの理由で、一定の水準になるまで見送られてしまいます。虫歯を抜く
こともできないのですよ。なので、できる限り標準値の範囲である70~140mg/dl に
近づけるように日々心掛けておく必要があるのです。

血糖値をコントロールする方法

何と言っても食事を見直すのが基本中の基本です。と言っても、3大栄養素である炭水化
物を抜くなどと考えてはいけません。大きな原則は「腹八分目」で、小さな原則は「糖質」
を減らして「タンパク質」や「野菜(食物繊維)」を増やすことです。

食べる順番までこだわっている人もいますが、それより食べ過ぎないことと、単品食いし
ない
ことです。またできるだけ調理済みの食品を避け、この際、健康食を作る調理師にな
るつもりで本格的に自炊生活に取り組んでみるのもいいかも知れません。

とは言っても、分かっていてもなかなか思い通りにできないという声も聞こえてきそうで
すが、そのような場合でも糖質の吸収を抑える働きのあるサプリメントなどを利用して、
できるだけ血糖値の調整中であることを頭から外さないようにすることが大切です。

             

次に、運動です。運動はもちろんエネルギーを消費する手段として大切な役割をしますが、
それだけではなく、適度な運動は血流を促進して合併症の予防になったり、筋肉量を増や
して基礎代謝を上げたりすることで、ブドウ糖消費と健康管理に欠かせないものなのです。

そこで、どういう運動が良いのかというと、糖尿病は歩いて治すという言葉があるように、
無理なく誰にでもできる有酸素運動の代表である「ウオーキング」です。実際、高血糖を
克服した人たちが口をそろえてウオーキングをすすめていますので、まずはそれに続いて
みることが成功への近道ということです。

糖尿病は現代医学をもってしても完治できない病気と言われていますが、生活習慣を改め
自分でしっかり管理すれば、健常者と同じようにというより、それ以上に健康的な生活を
することも可能なのです。血糖値が改善されれば、血圧も脂質異常も同じように改善され
ることを多くの人が経験していますので、これからあなたが始めようとしていることは、
将来の人生に大きなプラスになることなのです。



 

 

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