サラシアの効能・効果
インドの伝統的な医学アーユルヴェーダでも、糖尿病治療薬として長い歴史を持つという
サラシアを体験してみました。実は、私自身が7年前に糖尿病になってしまったので、こ
れまでの体験レポート以上に期待するところがありました。
日本では、商業的な面から、サラシアはダイエットサプリなどとしての販売が先行してき
た流れで、サラシアと言えばダイエット効果というイメージがあるかも知れませんが、そ
の根拠は、サラシアに含まれる成分が食物に含まれる糖分の吸収を妨げる働きがあること
で、その効果は世界保健機構(WHO)でも認められています。
サラシアに含まれる「サラシノール」という成分が、炭水化物を消化する酵素の働きを抑
制する作用があるため、炭水化物(糖質)の分解そのものを抑制してしまいます。つまり、
炭水化物は小腸で吸収されないまま排出されてしまうのです。
炭水化物(糖質)・吸収抑制という言葉が並べば、糖尿病治療やダイエットをめざす人な
ら、すぐにピンとくるのではないでしょうか。
とは言っても、サラシアの効果は、主にこれから入ってくる糖質に対して作用するものな
ので、糖尿病で過去2カ月の平均血糖値を表すヘモグロビンA1C(HbA1C)やダイ
エットですでに蓄積した脂肪にまで影響を与えるものではありません。
つまり、HbA1Cに反映されるのは2カ月後、ダイエット効果が現れるのはエネルギー
消費量によって個人差がありますが、糖質の吸収が抑えられる分、蓄積された脂肪の消費
が早くなることは間違いありません。
私個人としては、毎日、血糖値を測定していますので、サラシアのビフォーアフターでの
血糖値の変化がすぐに分ります。具体的には、毎食後2時間での血糖値が250mg/dL前
後でしたが、150mg/dL 前後になりました。
私のように、血糖値をまめに測定していない人でも、糖尿病の人にありがちな「食後眠く
なる」という症状がなくなったという人も多いようですので、それも1つの効果の現れと
言えます。
サラシアを摂取する方法
糖尿病(血糖値上昇)やダイエット(脂肪蓄積)で、サラシアの効果を期待したい場合は、
食事の前に摂取するのが好ましいことは言うまでもまりません。
私の場合は、サラシア茶での摂取を試みてみました。お茶と食事はセットですので、忘れ
ずに確実に摂取できる方法だからです。食事を始める前にコップ3分の1ほどの量を飲み
ますが、後は普段の食事と同じく、必要なときに必要な分だけ飲むというスタイルです。
平均すれば、1回の食事でコップ1杯(180cc)程度だと思います。
ただそれだけのことですが、飲み始めた日から、食後に睡魔に襲われることがなくなりま
したし、食後2時間の血糖値もガクンと下がりました。私の体験ですので、全員が同じか
どうかは分かりませんが、いろいろなクチコミなどにも同じようなことが書かれています
ので、ほぼよく似た結果なのだろうと思いますが、単にクチコミを紹介しているのではな
く、ここでは私自身の体験を書いていますので本当です。
ちなみに、私が飲んでいるのがこちらのサラシア茶ですが、お茶での摂取が難しい人には
サプリメントでも摂取できます。
お味の方は、1口目は「土臭い」感じですが、2口目からはあまり気にならず、普通に飲
めます。ただ、好みの問題もありますが、一般的なハーブティーや緑茶のような美味しさ
は感じません。目的が血糖値だったので、どうしてもそちらに関心が向きますが、日頃か
ら便秘や下痢で悩んでいる人も試してみると良いかも知れません。非常に快調です。
それは、サラシア茶を飲み始めると腸内環境が変化するためで、分解されなかった糖質は
そのまま大腸へ運ばれ、善玉菌のエサとなり、悪玉菌を減少させるように働きます。その
過程で悪玉菌の作る有害物質などが排出されるため「オナラ」という副作用が生じます。
これも、個人差がありますが、臭いオナラがたくさん出る人ほど腸内環境が悪かったとい
うことでもありますので、しばらくは我慢して続けることで、血糖値はもちろん、予想以
上に好ましい効果が期待できるかも知れません。
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