現代社会は生きてるだけでも糖尿病になる環境が整っている?

現代社会は生きてるだけでも糖尿病になる環境が整っている?

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高血糖になる要因

今や24時間営業するコンビニや深夜まで営業する飲食店など、その気になれば、いつで
もどこでも食事ができますので、忙しくて食事ができなくて空きっ腹をかかえて寝てしま
ったという時代の方が血糖値に関しては安全だったと言えます。

現代は、仕事が終われば時間をかまわず「まとめ食い」までしてしまって、不規則なだけ
ではなく過食の習慣までついてくるのです。その上、食べてすぐに寝ることで、血液中の
糖も使われないままとなり、インスリンを分泌する膵臓をはじめ、他の内臓の負担も大き
くなります。

では、毎日規則正しい食生活をしていれば問題ないかと言うと、美味しいものは糖と脂肪
で出来ているというテレビCMがあったように、お菓子やジュース類、パンや麺類、ご飯
類、ビールやワイン、日本酒などもすべて血糖値を上げる炭水化物などの糖質なのです。

逆に、血糖値の上昇を抑えてくれる働きのある野菜や海藻類などの食物繊維は、コンビニ
弁当やランチ、定食といった食事にはほとんど含まれておらず、むしろ炭水化物の重ね食
いをしているような場合が多いのです。

それでも昔のサラリーマンのように「足で稼ぐ」時代なら糖も適当に消費されましたが、
移動は車中心、仕事はメールや電話で完了という感じで、1日中パソコンの前に座ってい
るだけではエネルギーを使うところがありません。

          

更に、ストレス社会と言われる現代社会では、分泌されるホルモンもアドレナリンなどの
血糖値を上げる作用のあるものばかりで、加齢とともに体の機能が低下してくるなどの要
因が重なると、何も対策を考えなければ「糖尿病」になるのが当たり前という環境で生活
していると言っても過言ではありません。

しかし、人間の臓器は静かに頑張る性質のものが多く、インスリンを担当する膵臓も、そ
の機能が低下し始めてからでも10年以上にわたって静かに頑張ってくれているのです。

このことが良いか悪いかは別にして、口渇、多尿、体重減少などの糖尿病独特の症状が見
られる頃には、膵臓機能の半分以上は失われていることが多く、復活することもほとんど
ないことから「糖尿病は治らない病気」と言われているのです。

ところが、糖尿病の本当の怖さは、実はここから始まるのです。

高血糖によるリスク

日本人を含むアジア人種は、もともと高血糖になりやすい体質であると言われています。
つまり、白人に比べて、インスリンの分泌量が少ない人種ということなのです。

しかも日本人は、糖尿病をはじめ生活習慣病のリスクを高める「内臓脂肪」がつきやすい
体質であるとも言われています。これは体格指数(BMI)が正常域であっても、糖尿病
になってしまうということで、日本人の場合は「肥満=糖尿病」という訳でもないのです。

そして、加齢とともにインスリンの分泌量も効力も少しずつ弱くなるため、40代ころか
ら糖尿病は急に増え始め、70代では約半数の人が糖尿病と言われています。

女性の場合は、女性ホルモンの関係で、余ったエネルギーは皮下脂肪として蓄えられてい
るのですが、更年期を境に男性と同じく内臓脂肪がたまりやすくなり、ここが女性の高血
糖のリスクのターニングポイントと言われています。

          

では、糖尿病になるとどういうリスクがあるのかと言うと、血液中に糖分が増えることで
血管に障害が出始めます。まずは細い血管が詰まることで「網膜症」「腎症」「神経障害」
の糖尿病三大合併症と呼ばれる病気があります。網膜症は失明、腎症は人工透析、神経障
害は痛みを感じたり感覚が無くなります。

更に、太い血管に障害(動脈硬化)が起こると、狭心症や心筋梗塞などの心疾患、脳梗塞
や脳出血などの脳疾患が起こりやすくなったり、歩行困難、壊疽(足が腐る)が起きたり
もしますし、免疫機能を低下させたりして感染症にもかかりやすくなりますので、インフ
ルエンザ、水虫、肺炎、膀胱炎などにも注意が必要です。

その他にも、高血圧、脂質異常症、骨粗しょう症、歯周病などのリスクが高くなります。

このように、糖尿病そのものより、合併症による健康被害の方が大きいのです。

それでは、糖尿病になってしまったらどうすればいいのかということですが、糖尿病の合
併症は、現在の医学では治療方法がほとんどありません。なので、血糖値を自分でコント
ロールして合併症を予防するという以外に方法はないのです。

気をつけていても、ついつい食べ過ぎてしまう傾向のある人は、最低でもサプリメント
どを活用して血糖値の上昇を抑える努力をするべきです。

コタラエキス+

 

 

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