利き手の指先がカサカサし始めたときが手荒れ対策のリミット!

利き手の指先がカサカサし始めたときが手荒れ対策のリミット!

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手荒れの原因はバリア機能の低下

主婦や飲食業、美容関係の仕事につく人は、水や洗剤に触れる機会が多く手荒れに悩む姿
をよく目にしますが、紙などに触れる人にも同じような傾向があります。

手荒れの直接の原因は水や洗剤であるのですが、水をお湯に変えても結果は大きく違わな
いし、銀行で毎日お金を数えている人や、スマホやパソコンで頻繁にゲームをしている人
にも手荒れは起こります。つまり、手荒れの原因は、手のバリア機能が低下することで起
きるのです。

手の皮膚は、本来、厚い角質層でできていて外からの刺激には強くできているのですが、
汗腺が多く汗はたくさん出るようにできていますが、毛穴がなく皮脂は多く出ないという
特徴があります。なので、皮脂が中心になって作られるバリア機能は、手の皮膚の場合は
一度低下するとなかなか回復しないことが、手荒れを引き起こす原因なのです。

手荒れの初期症状としては、主に利き手の指先から「カサカサしたり、硬くなったり、ひ
び割れたり」という状態になります。この状態が、「手荒れ対策」の最終リミットという
ことになります。

           

更にひどくなると、皮膚が剥がれ落ちたり、出血したり、小さな水疱ができて広がり、か
ゆみを伴うこともよくあります。

手荒れは特にいつ頃というものでもありませんが、一般的には湿度が下がる季節に皮膚は
乾燥しやすく、必然的に冬場に多く発症することになります。しかし、頻繁に水仕事など
をする人は、夏でも手は荒れますし、もともと皮膚のバリア機能の弱いアトピー性皮膚炎
などの敏感肌と言われる人の場合は、手荒れも起きやすくなります。

しかし、敏感肌を自覚している人は、しっかり手荒れ予防もしていることが多く、むしろ
皮膚疾患の経験のない人が、違う環境で生活を始めたときに手荒れが起きる傾向にありま
すので十分注意して下さい。

手荒れ対策と予防の基本は自主防御

手荒れを防ぐには、まずは予防することです。水仕事を頻繁に行うようになった場合は、
ゴム手袋をするとか、最近注目されているスキンプロテクトクリームを塗るなどして、と
もかく、水や洗剤に直接手を触れさせないことです。

手荒れ初期で気付いた場合は、とりあえずはステロイド系の少し弱い種類のものを使用し
て回復を待ちながら、同時に予防もしながらの水仕事ということになります。

もし、リミットを超えた手荒れ状態になってしまったら、最も良い方法は「手を休ませる」
ことです。手荒れは原因に触れなければ良くなるという性質のものなので、理想は何もし
ないでステロイド系の薬を塗っておけば良いということになります。

           

しかし、そのような自由が日常生活でできる人は少ないですよね。なので、それに近づけ
るような工夫をすることです。軟膏を塗り、ガーゼで保護した上で綿の手袋をして、その
上からゴムの手袋をはめて水仕事をするといった感じですね。

ただ、これらの予防や対策をしても、手荒れ状態に変化が見られない場合は、「手白癬」
や「カンジダ症」を合併していることもあります。手白癬(水虫)にステロイドは逆効果
になりますので、いくらケアをしても改善が見られない場合は、一度皮膚科を受診してみ
ることをおすすめします。

そして、手荒れは自主防御でのみ防ぐことができるということをしっかり覚えておきまし
ょう。ステロイド外用薬は、有効性と安全性が立証されている手荒れ用の唯一の薬品です
が、手荒れを完治させる薬ではありません。あくまでも炎症を抑えるための対症療法とし
て使用するもので、手荒れ予防として必要なスキンケア(保湿や刺激回避)で、手荒れを
起こさないようにすることが基本的な対策です。

ステロイドは、強力なアレルギー抑制作用がありますが、同時に免疫や細胞の成長も抑制
してしまうという副作用もあります。まちがっても「手荒れはステロイドのみで治る」な
どと安易に考えないことです。

     スキンプロテクトクリーム

 

 

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