ダイエットに失敗する理由
ダイエットの情報は、書店でもネット上でも、毎日どこでも目につかない日はありません
が、その内容を見てみると、ほとんどが「いかにして痩せるか」という方法論のようです。
そのことについてどうこう言う気はありませんが、そもそもダイエットをしなければなら
なくなった原因とは何かということから始めなければ、ダイエットで成功することはあり
得ません。
現在の日本では、生きるために必要な食糧が手に入らないという人はあまりいません。し
かし、世の中を見ると「食べること」に執着しているように見える人がとても多くいます。
逆に言えば、食べることに勝る欲求がないということになります。
つまり、この必要以上に食べることに執着している食欲を抑え、食欲以上の欲求をもつこ
とがダイエットに成功する秘訣なのです。
例えば、お誕生日に何か美味しいものを「食べる」のは楽しいことに違いありませんが、
「食べない」という選択をすればまた違う楽しさがあるかもしれません。
人間の生理的欲求である「食欲」を正面から抑制しようとすれば、それは個人の意思など
が到底太刀打ちできるようなものではありません。なので「ガマン」で始めるダイエット
は必ず失敗することになります。
ダイエットの本ではあまり見かけませんが、心理学ではときどきお目にかかる心理学者の
マズローは、「人間は食欲が満たされないときは、まずは食べることが最優先されるが、
ある程度の食欲が満たされると、それより次元の高い欲求を求めるようになり、その次元
の高い欲求を追求するようになると、それが食欲などの生理的欲求が多少満たされなくて
も耐えることができるようになる」と言っています。
日本では、「寝食を忘れて没頭する」という言葉がそれにあたります。つまり、何かに情
熱を注いでいるときは、人間の基本的な欲求すら忘れてしまっているということです。
ダイエットに成功する人や、ダイエットの必要がない人は、高い欲求を持っているかどう
かは別として、「食べることに執着しない人」ということなのです。
ダイエットに成功する方法
ダイエットをしなければならない人は、「食べることに執着している人」ということで、
それは高い次元の欲求の代わりを食欲に求めているということです。
では、どうすれば食欲に執着しなくなれるのかということですが、それは「ファスティン
グ」をしてみることです。
ファスティングというと、お坊さんの「断食」を想像されるかも知れませんが、そのよう
な大掛かりなものではなく、まずは「プチ断食」による「プチ勝利」を体験してみること
です。そこから何か体調に変化を感じることができたら、更に上の目標を持つことで食欲
による高い次元の欲求のカモフラージュから脱却することができます。
つまり、もうダイエットの技術論に振り回されることもなくなるのです。
しかし、いきなりファスティングの本などを買って始めようとすると、これもあまり成功
しませんので、まずは誰にでもできる無理のないファスティングからスタートします。
週末などの連休を利用して、１８時間ファスティングをやってみましょう。
夕食から翌日の昼まで、水分補給だけで、１８時間何も食べないという程度なら、失敗す
ることもありませんよね。それを２～３日続けてみて、自信がつけば今度は２～３日間の
ファスティングに挑戦してみましょう。
この場合は、栄養補給も必要になりますので、私は断食の「ガイドブック」もついた断食
道場運営者が開発した「優光泉」をおすすめします。
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