寒いと太る冷え太りの原因と予防・解消方法

寒いと太る冷え太りの原因と予防・解消方法

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1.寒いと太る原因

太るということは、エネルギー消費量が摂取量より少ないということですが、このエネル
ギー消費の主役は基礎代謝です。基礎代謝とは、生きていくために最低限必要なエネルギ
ー消費のことで、心臓を動かしたり、呼吸をしたりするために無意識のうちに消費されて
いるエネルギーのことです。

この基礎代謝のピークは18歳前後で、それ以降は少しずつ減少に転じ、40歳を過ぎる
と急激に低下します。また、体温が1℃下がると基礎代謝量は12%下がるとも言われて
いますので、運動不足で筋肉量が減少気味の中年以降の人は、自然の基礎代謝の減少と、
体温の低下による基礎代謝の減少のダブルパンチということも少なくありません。

             

つまり、摂取した栄養が効率よく消費されず脂肪として蓄積され、熱を作る筋肉量が減る
ことで熱も生じにくく冷えやすくなります。このような状態を「冷え太り」というのです。

では、暑い夏はどうなのかというと、冬場は若い頃よりは少なくなっても、やはり体は積
極的に熱を作り、身体を温めようとしますが、夏はその必要がないため、むしろ冬より代
謝が落ちる傾向にあります。つまり、太るのです。

さらに、暑い日は職場でも家でもエアコンを使うため、体温の調節機能まで乱れて自律神
経のバランスが崩れることで、内臓などの調整機能も鈍ることになります。すると、内臓
は少しでも体の負担を少なくしようとして、エネルギーの消費を最小限に抑えようとしま
す。結果、内臓に冷えが生じ、血流が低下し、体が冷えたり太ったりすることになります。

このようにして、基礎代謝の低下や自律神経の乱れが太る原因にも冷える原因にもなって
いて、実は、冷え太りの根本的な原因もここにあるのです。

2.冷え太りの解消法

基礎代謝を増やし、内臓機能(自律神経)を正常に戻すことが冷え太りの解消法というこ
とになりますが、問題はその方法です。

基礎代謝を高めるには、筋肉を増やすことです。筋肉量が多いほど基礎代謝が高く、熱量
を多く生み、エネルギー消費が多くなります。とは言っても、筋トレなどハードなことを
する必要はありません。面倒がらずに、普通に階段を上ったり、姿勢を正したり、身体を
動かす程度のことでもかなり違いが出てきます。

             

ハッキリとした効果を実感したいという人向きには、筋トレパッドという足指に着けてお
くだけで筋トレOKという便利なグッズもありますのでそれを使いましょう。

次に、案外無頓着な人が多いですが、十分な睡眠は筋肉の生成に貢献したり、体のメンテ
ナンスを行なうための時間ですので、意識して睡眠を充実させましょう。寝不足は自律神
経の乱れにもつながると言われていますので、まさに冷え太り対策には絶対無視できない
ところかも知れません。

あと、空調の効いた職場では、夏場にも冷え対策をしている人は多いと思いますが、それ
ぞれの事情もあるため、ひとくくりにして言える方法はありませんが、できるだけ体を冷
やさないような服装と室内外の温度差を軽減させるような工夫をしましょう。

最後は食事ですが、体を温める食材とタンパク質を多く摂ることです。各自で摂りやすい
食材を意識するだけでもかなり違います。ただ、基礎代謝アップや筋肉量アップと逆行す
るようなダイエットなどはNGです。

また、昔から冷え体質を自覚しているような人は、漢方薬などによる体質改善も考えてみ
ると良いかも知れません。


 

 

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