ダイエット成功の秘訣は正しい脂肪の知識にある

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「脂肪を燃やす」の意味

ダイエットの教科書では、「脂肪は燃やして減らす」というようなことがよく書かれてい
ますが、具体的に「燃やす」という意味を理解していなければ成功することはありません。

そこで、まずは燃やすべき「贅肉」と言われる脂肪とはどういうものかと言うと、「白色
脂肪細胞」という、体内で使い切れずに余ったエネルギーを中性脂肪として蓄える働きが
ある細胞に蓄えられた脂肪のことを言います。この細胞が多く存在するのは、「皮下」や
「内臓」の周囲で、いわゆる洋ナシ型と呼ばれる女性の肥満、リンゴ型と呼ばれる男性の
肥満に多い体型が白色脂肪細胞に中性脂肪が蓄えられた状態ということです。

脂肪を蓄えるから脂肪細胞なのですが、どうして「白色」と呼ぶのか不思議ですよね。実
は、人間にはもう1つ「褐色脂肪細胞」という脂肪細胞があるんです。そして、この褐色
脂肪細胞は「脂肪を燃やしてエネルギーを消費する」細胞なんですね。

ダイエットの本などでは、脂肪を燃やすのは「筋肉組織」と書かれていますが、まだ骨格
の出来上がっていない幼少期には、この褐色細胞が脂肪を燃焼させて熱を発生させること
で体温を維持しているんです。ということは、成人になり骨格筋の働きで基礎代謝が行わ
れるようになる頃までには消滅する訳ではありませんが、かなり減少して「首周り」「肩
甲骨」「腎臓」「胸部大動脈」周辺に少し存在するのみになってしまいます。

           

つまり、その頃から運動などを通して骨格筋を使うことが不足すると、白色脂肪細胞だけ
がどんどん細胞数を増やして脂肪を取り込んでいくことになるんですね。

ところで、同じ脂肪細胞なのに、どうして「褐色」なのか気になりませんか?実は、この
細胞にはミトコンドリアが多く存在していて、ミトコンドリアは「鉄(赤褐色)」を含ん
でいるからなんですが、このミトコンドリア内の「熱産生タンパク質(UCP)」が白色
脂肪細胞から分離された脂肪酸を取り込み、エネルギーに変える働きをしているのです。

正しい脂肪の燃やし方

脂肪を燃やすというのは、過剰になったエネルギーが形を変えて白色脂肪細胞に蓄えられ
た「貯蔵物を消費する」ことです。つまり、非常用として体内に蓄えられている固形燃料
を燃やすことになるのですが、その固形燃料は分解しなければ燃やすことができず、分解
して「遊離脂肪酸」と「グリセロール」に変えるのがリパーゼという酵素なのです。

リパーゼは、寒さや運動などでエネルギーが必要なときに交感神経の働きで活性化される
のですが、年中快適な環境で暮らし、運動をしない人は、燃やす燃料が作れないことにな
ります。なので、もしサプリメントなどを利用するなら、そのような目的のものでなけれ
ばほとんど意味がないということになります。

         

守備よく、白色脂肪細胞内の脂肪をエネルギー化できれば、次はそれを消費しなければな
りません。実は、遊離脂肪酸は使われなかったら、再び肝臓へ送られて中性脂肪に戻って
しまうという性質のものなのです。

その消費の手段はと言えば、やはり運動ということなのですが、以前は1日30分以上の
運動を連続して行わないと効果がないとされていましたが、最近の研究では、10分ずつ
3回に分けても効果は同じということのようですので、運動と聞いただけで硬くなってし
まった人も、柔軟な気持ちで挑戦してみて下さい。

ただし、1日30分は一般的な健康を保つという基準ですので、余分に脂肪を燃やすとい
う視点では、更に時間を増やす必要がありますが、そうなるともうギブアップしてしまい
そうな人には、脂肪をエネルギー化するだけではなく「エネルギー化して燃やす」という
コンセプトで開発されたサプリメントなどを使ってみるといいかも知れません。

基本は運動ですが、それだけでは自信がないと思われる人には、きっと心強い味方になっ
てくれるはずです。

     

 

 

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