スリム＆スレンダーな体型
日本ではなぜか痩せることに並々ならぬ執念を燃やしますが、たいていの文化圏では少し
違っていて「ほどよく痩せた体に、ほどよく筋肉がついて引き締まった体」が理想の美し
いボディとされています。
では、日本だけは特殊なのかというと、実は「ガリガリになりたい」と思っているのは女
性だけで、男性の大半はやはり他の文化圏と同じような体型を望んでいるのです。
日本の女性のめざす理想は、男性には「不健康そうで、女としての魅力を感じない」とい
うのが本音というデータもあり、実際、ガリガリ女を恋愛相手として見ることができない
という男性の方が圧倒的に多いのです。
なので、どこまで痩せることができるかというテーマで、痩せることの限界に挑戦してい
るなら話は別ですが、「綺麗になりたい」とか「男性にとって魅力的な女性になりたい」
という目的で痩せようとしているなら、今の痩せ方を少し考え直してみる必要があります。
もちろん、なかには「太りたくても太れない」けど、細いのがモテる時代だからと満足し
ている人も、その考え方はちょっと違います。特に脂肪をつけようと努力する必要もあり
ませんが、スポーツなどを通して筋肉をつけ健康的なボディ作りをめざすべきです。
ナイスバディになるためには
ナイスバディというのは、「ナイスなボディを持つ女性」を意味する和製英語ですが、最
近はさすがに「ナイスバディ！」と口に出していうのを聞くこともなくなりました。しか
し、スタイルの良い、魅力的な体型をした女性を見ると、心の中ではそのように叫んでい
る人も多いかも知れません。
では、そのナイスバディとはどのようなものかと言うと、ガリガリに痩せた体型ではなく、
バストやヒップが大きく、ウエストがくびれたいわゆる「ポンキュッパッ」という女性と
して全身のバランスが美しく整った体型のことなんですね。
そして、このナイスバディという体型こそが目標とすべき「美ボディ」ということです。
しかし、そうは言っても、誰でもがモデルのような恵まれた体型をしている訳でもありま
せんので、いくら努力しても美ボディになれないと思う人もいるかも知れませんが、確か
に身長や骨格までは変えることはできませんが、スポーツ選手などを見ると、どのような
身長の人であっても、いずれもその人に合った美しい体型をしています。
めざすのはそこなんですね。自分に無いものを叶えようとするのではなく、現状の自分に
できる最善をめざすことが、他から見れば美しいと感じることになるのです。
では、その方法はと言えば、ダイエットをすることではありません。ということは「体重」
や「各種数字」はあまり問題ではなく、ほどよく筋肉がついた引き締まった体をめざすの
が基本的な考え方です。
つまり、ほどよく鍛えられた筋肉は「良い姿勢」につながり、それだけでも見栄えします。
更に、その頃には、内臓の働きも良くなり、血行も良くなり、自然と冷えが解消されたり、
便秘が解消されたりと、内側からも美しくなる要素が備わってきます。
もちろん、バストも筋肉が鍛えられることで、大きさに関係なく「垂れたり」「広がった
り」することがなくなり美しく見えるようになります。
ウエストも、バストとヒップとのバランスで、数字とは関係なくキュッと引き締まって見
えるようになります。
では、そのバストの筋肉はどうして鍛えるのかと言うと、「腕立て伏せ」を１０回程度か
ら始めてみましょう。次にヒップは「ランジ」を左右の足で各５回程度から始めます。
＜ランジ＞
このようにして、一般的に知られているダイエットとはまるで違う方法ですが、むしろ痩
せるためのダイエットは筋肉を減らし、バストを減らし、代謝を減らす禁止行為と言える
かも知れません。
なので、もし痩せるためのダイエットサプリのようなものを飲んでいるなら、美ボディを
めざすために必要な栄養補給をするようなものがおすすめです。
★美ボディ作りの強い味方★