内臓脂肪型肥満の原因とリスク、増えた内臓脂肪の減らし方

内臓脂肪型肥満の原因とリスク、増えた内臓脂肪の減らし方

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1.内臓脂肪型肥満とは

肥満と言えば、太っているとか体重が重いというイメージですが、結果的にはそのように
なることもありますが、スポーツ選手で体重が重く、筋肉で太く見えてもそれは肥満とは
言いません。肥満とは体重に対する脂肪の割合が基準を越えた状態のことを言います。

肥満の基準とは何かといえば、一般的には体脂肪率(体内で脂肪が占める割合)が男性で
25%以上、女性で30%以上の場合が肥満とされています。計算方法は「体重(kg)
÷身長(m)÷身長(m)=BMI(体格指数)」で、この体格指数が22を標準体重と
して25以上を肥満としています。

では、脂肪はどこに蓄積するのかということですが、一般的に見た目にもデブというタイ
プの肥満は、脂肪が腹部や腰、太もも、臀部などの皮下につく皮下脂肪型肥満です。そし
てもう1つは、見た目ではあまり太っているように見えない内臓脂肪型肥満で、腸や肝臓
などの腹部の内臓周辺につき、ウエスト部分が太くなる肥満状態です。

             

中高年の男性に多く見られるタイプの肥満で、その体形から「リンゴ型肥満」と呼ばれた
りすることもありますが、BMI値が25未満であっても内臓に脂肪が蓄積していること
が多く「隠れ肥満症」とも呼ばれています。

実は、この内臓脂肪型肥満というのが、高血圧・糖尿病・脂質異常症などの生活習慣病の
原因となっていることが多く、メタボリックシンドローム(生活習慣病予防)の診断基準
も、この内臓脂肪の蓄積を中心に考えられています。ウエスト周囲径が男性85cm以上、
女性90cm以上という言葉を聞いたことがあると思いますが、これが内臓脂肪の蓄積を
基準にしたメタボの簡易基準として採用されたものなのです。

2.内臓脂肪の減らし方

健康というテーマの話では必ず出てくるのが「食事」と「運動」ですが、内臓脂肪を減ら
す方法も「食事(摂取エネルギー)」と「運動(消費エネルギー)」のバランスを見直す
ことに他ならないのです。

ただ、内臓脂肪が気になる年代になると、食べ過ぎ・飲みすぎを控えることは容易に理解
できると思いますが、運動(消費エネルギー)には少し含みがあります。それは運動によ
って直接エネルギーを消費するというより、運動により筋肉量を増やし基礎代謝量を増や
すということです。

             

脂肪燃焼には有酸素運動が良いという話は知っている人も多いと思いますが、基礎代謝を
上げるには、筋トレと有酸素運動が効果的と言われています。まずは筋トレを10分程度
こなしてから、その後にウォーキングなどの有酸素運動を30分ほどするという方法です。

筋トレと言えば、ジムで器具を使ってやるというイメージですが、スクワットやストレッ
チでも立派な筋トレになります。私は足指パッドなるものを使って、有酸素運動と筋トレ
を同時に行っていますが、これはかなり理にかなっているように思います。興味があれば
試してみて下さい。

これだけでも内臓脂肪を減らす効果は十分期待できますが、早食いをしない、寝る3時間
前からは何も食べない、睡眠はしっかり確保する、といったことを心がけることで、より
効果的に内臓脂肪を減らすことに貢献してくれます。いずれもそれほど難しいことでもあ
りませんので、あとは本気で取り組む気があるかどうかで、結果は大きく変わります。今
からさっそく始めてみましょう。


 

 

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