メタボ(内臓脂肪の蓄積)の原因と弊害から脱出する方法

メタボ(内臓脂肪の蓄積)の原因と弊害から脱出する方法

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1.メタボの原因と弊害

メタボ(メタボリックシンドローム)という言葉も、現在ではそれほど珍しいものではな
くなりましたが、車社会やデスクワークによる運動不足などが原因で、生活習慣病になる
人が増えています。メタボとはその前段階の状態を示すもので、飽食の時代に健康的な生
活をするための指針といった感じのものです。

生活習慣病とは、健康と言えない生活習慣(偏った食事・運動不足・飲酒・喫煙など)が
原因で、糖尿病や高血圧、脂質異常、脳卒中、心臓病、ガンなどの疾患が発症することで
すが、生活習慣を改めることで防ぐこともできる病気ということでもあります。

つまり、メタボリックシンドロームとは、これらの生活習慣病の一歩手前にいる人のこと
で、内臓肥満(腹囲が男性85cm、女性90cm以上)に高血圧、脂質異常、高血糖な
どが2つ以上基準値を超えた状態になっている場合の診断名です。

太っている人のことをメタボと考えている人が多いですが、メタボリックシンドロームの
場合は、ただ太っているだけではなく、内臓に脂肪が蓄積している状態のことを言います。

             

なぜ、内臓脂肪なのかと言えば、内臓脂肪が正常な状態では、アディポネクチンなどの善
玉因子を多く出すことで、インスリンの働きを良くし、糖尿病や動脈硬化を起こしにくく
する作用がありますが、内臓肥満になれば、TNF-aやIL-6などの悪玉因子を多く出す
ようになります。すると、インスリンが効きにくくなり、糖尿病や動脈硬化が起きやすく
なるのです。

この状態は、決して放置して良い状態ではないのですが、多少見た目が悪くなる程度で、
それ以外の自覚症状がほとんどないため、生活習慣病を指摘されるまで何も対策をしな
い人が多いのです。

2.メタボを解消するには

メタボを改善するには、まずは肥満を解消することです。と言うと、ダイエットなどを考
えるかも知れません。もちろんそれも間違いではありませんが、それより、食事内容を変
えたり、運動をしたりして、総合的に健康な体作りを目指すことです。

体重が5%~10%減っただけでも、血圧・脂質・血糖の数値が改善されることが多いと
言われていますので、まずは、そこを目標にしてみましょう。

とは言っても、その基準がわかりにくいと思いますが、あまり具体的に計画を立てても、
それが実践できなければ意味がありませんので、とりあえずは「腹八分目」で、偏食をな
くすことを目標にしましょう。

もうすでに、かなりのメタボを自覚している人は、脂肪を減らすサポーターとして人気の
あるサプリメントなども良いかも知れません。

そして運動は、メタボ解消には週に150分の軽い運動をすると良いとされています。普
通に通勤している人でも、1日に20分程度は歩いているというデータがありますので、
週に100分ほどは自然に運動するチャンスがあります。つまり、少しペースを上げて歩
いてみたり、機敏に動くことで、通勤を運動に変えるのです。

             

週5日繰り返すことで100分運動したことになりますので、残り50分(1日当たり約
7分)の運動をすれば良いのです。腕立て伏せやスクワットなど、自分に無理のない軽い
運動を続けるだけで良いのです。ずいぶんハードルが低いと思われるかも知れませんが、
それだけでもかなりの効果が期待できます。逆に言えば、メタボの人は、たったそれだけ
のこともできていないほど不健康な生活をしているということなのです。

飲酒・喫煙なども、メタボ対策での重要な生活習慣になりますので、できれば控えるよう
にしましょう。


 

 

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