骨を強くして骨密度を上げるには、しっかり歩くこと!

骨を強くして骨密度を上げるには、しっかり歩くこと!

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1.骨密度が低い意味

骨密度とは、カルシウムやリンなどの骨を構成するミネラル類が、骨にどれくらい含まれ
ているかを数値化したもので、骨の強さを表す方法の1つとされています。骨密度のピー
クは男女ともに20歳頃と言われていますが、その後、40歳くらいまでは大きな変化が
見られないのが普通です。

しかし、40代に入ると、徐々に骨密度は低下して、骨がもろくなっていきます。特に閉
経を迎える女性は、女性ホルモンの減少により、骨密度は急速に低下して骨粗しょう症と
いう病気になりやすくなります。

           

骨粗しょう症(骨密度低下)になっても、初期のころは自覚症状もなく、知らないうちに
骨がスカスカ状態になっていることもよくあります。ちょっと手をついたり、転んだりし
ただけで骨折したり、自分の体の重みにすら耐え切れずに骨折(圧迫骨折)してしまうこ
とがあるのはそのためです。

これらのことから、骨粗しょう症を防ぐには、若い人なら「無理なダイエット」などはし
ないで、骨に必要な食事や運動をして骨密度を上げておく(骨の貯金)ことです。中高年
者でも、骨の貯金は無理にしても、骨密度の低下を防ぐ方法として有効です。

40代以降は、定期的に骨密度検査を受けるのもおすすめの予防法です。最近はドラッグ
ストアや健康施設でも、簡単に骨密度を測れるところも増えていますので、1年に1度く
らいは定期的に骨密度を測るようにして下さい。

中年以降(特に更年期の女性)で、最近「身長が縮んだ」「背中・腰が痛い」といった症
状が見られる場合は、すでに骨粗しょう症が始まっている可能性が高いので、早急に対処
する必要があります。若い頃と同じようにはなりませんが、骨密度を高め、骨折のリスク
を下げることは可能です。

2.骨を丈夫にする方法

骨の強さは骨密度だけではなく、骨質も関係しています。一般的には、骨密度70%、骨
質30%とも言われていますが、骨質を測定する基準が定まっていないため、現時点では
骨密度をもって骨の強度とされています。

             

骨密度が低下してくると、回復の方法として知られているのが「バランスの良い食事」や
「運動習慣」の必要性です。もちろん、それは正しいのですが、多くの場合、まずはカル
シウムやビタミンDなどの摂取に向かう傾向にあります。

しかし、私個人の経験からも、まずは「しっかり歩く」ことから始めるのが正解です。ま
だ骨折したり、運動能力が極端に低下した状態でなければ、とりあえずは歩いてみましょ
う。実際、私は若い頃から、常に骨密度は平均以下でしたが、高齢になって糖尿病を指摘
されたため、治療の一環として、2年間ほど毎日3時間程度歩きました。すると2年後の
骨密度検査では20代の平均値の2倍以上(グラフに現れないほど上位)にありました。
その後は、それほど熱心に歩かなくなりました(30分の散歩程度)が、それでも高い位
置を6年間もキープしています。

糖尿病でしたので、食事はむしろ簡素で、以前よりカルシウムやビタミンは不足気味だっ
たと思いますが、それでも骨密度はグングン上昇しました。

もちろん、すべての人に当てはまる訳でもないと思いますが、骨密度低下で悩みながらも
思うように増やせていない人は、しっかり歩くことをおすすめしたいと思います。例え、
骨密度に変化が見られなかったとしても、健康と言えば必ずウォーキングなどの有酸素運
動が推奨されていますので、無駄なことをしたと後悔することは絶対ありません。

足や体調不良で歩けないという人は、単にカルシウムではなく、総合的に骨の強化を考え
サプリメントなどから始めましょう。もちろん、歩ける人にもおすすめです。

骨の新陳代謝には時間がかかりますので、長期戦(1~2年を覚悟)で歩いてみましょう。


 

 

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