骨粗しょう症の予防法、まずは歩いて骨密度を上げること

骨粗しょう症の予防法、まずは歩いて骨密度を上げること

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   歩くだけでも骨は強くなる   

骨の成分の大半はカルシウムであることは小学生でも知っていますが、だからと言って、
カルシウムさえ摂取すれば骨は丈夫になるというものでもありません。

もちろん骨を丈夫にするにはカルシウムが必要ですが、摂取したカルシウムが骨に活用さ
れるためには、運動とビタミンDも必要で、それらがなければ、せっかく摂取したカルシ
ウムのほとんどが、そのまま排出されてしまいます。

つまり、骨は適度な刺激が加わらなければ強くならないのです。それは無重力状態から帰
還した宇宙飛行士の骨密度が低下していることからも容易に理解できますね。

骨に刺激と聞くと、何か大そうなことをしなければならないと思うかも知れませんが、た
だ歩くだけで良いのです。それも、ウェイトコントロールをするときのように息がはずむ
ようなウオーキングである必要もなく、単純に歩くだけで良いのです。

             

また、完璧に紫外線カットをしている人は別として、何もしていない状態なら5~10分
程度、紫外線を浴びるだけでビタミンDも体内で生成されますので、骨密度を上げる基本
は歩くことになるのです。

ただ、紫外線は、まったく浴びないというのも問題ですが、多く浴びすぎるとシミやシワ
の原因にもなりますので、まずは5分ほど紫外線を浴びてから、紫外線対策をして歩き始
めるとか、朝起きたとき10分ほど陽に当たるなど、自分なりに工夫してみて下さい。

次に、カルシウムですが、厚生労働省の調査によれば、日本人はすべての世代でカルシウ
ムが不足しているという結果が出ていて、特に成長期や中高年のカルシウム不足が深刻と
言われています。

カルシウムは溜め置きできない性質のため、一度にたくさん摂取しても意味がなく、毎日
供給し続ける必要があります。摂取量が不足すれば、骨からカルシウムが溶けだして血液
中のカルシウム濃度を保つようになっていますので、カルシム不足が続いている人は、そ
れだけ骨粗しょう症のリスクも増えることになります。

   更年期前に骨を強化しよう   

カルシウムの99%は骨や歯に存在するということからも、カルシウム不足=骨粗しょう
症的なところがありますが、実は残りの1%が不足すると、ざまざまな症状が現れること
になります。

筋肉の痙攣、しびれ、筋肉痛などの症状がそれです。また、精神的にも不安定になったり、
うつ症状が現れたりしますが、これはカルシウムの不足を骨から補おうとすることで骨が
消耗し、大きなストレスとなるため情緒不安定になるのです。

           

また、カルシウムが不足すると、神経にストレスがかかり、脳内の情報伝達に障害が起き
ると、うつ症状や認知症の原因にもなります。

他にも、塩分を排出するためにはカルシウムが必要ですが、不足すると血中の塩分濃度が
上がり、水を多く摂ることで血液量が増えて血管を圧迫することで高血圧になりますし、
血中のカルシウムは血管をなめらかに保つ働きもしていますので、これが不足することで
動脈硬化を引き起こしやすくなります。

このように、カルシウムは安静にしている時でも失われて行きますので、常に補充する必
要があるのです。

そこで、カルシウムを多く含む食品としては、牛乳・乳製品、魚介類、大豆製品、野菜、
海藻類などがすでによく知られているところですが、それでも不足するのは、現代の日本
人はあまり好きな食材ではないということかも知れません。

そのような人は、おそらく他のミネラル類も不足しているはずですので、ここはミネラル
全般を含むサプリメントなどを活用しましょう。

また、更年期が近付いている女性は、女性ホルモン(エクオール)対策もおすすめします。
女性の骨粗しょう症は、閉経と同時に一気に進行して行きますので、その前に手を打つこ
とが大切です。骨粗しょう症は、更年期が終わりに近付いてホッとした頃にやってきます。




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