更年期女性の重要課題は骨密度の低下(骨粗しょう症)予防

更年期女性の重要課題は骨密度の低下(骨粗しょう症)予防

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1.更年期と骨密度

女性が50歳前後で避けて通れないのが更年期で、女性ホルモンの一種エストロゲンが急
激に減少することが原因でさまざまな体調変化が起こります。その症状も多岐にわたりま
すが、変化と気付くからにはいずれの症状も日常生活には、あまり好ましいと感じられる
種類のものではないということは理解できます。

ただ、それらの症状の程度はともかく、更年期症状そのものが原因で死ぬということはあ
りませんし、たいていは10年もすれば治まります。そんな中で、更年期にはあまり自覚
されない症状として「骨密度の低下」があります。骨密度は加齢とともに減少するもので
はありますが、女性ホルモンのエストロゲンとも深く関係しているため、この時期にはと
くに骨密度の低下(骨粗しょう症)が顕著になる人が多いと言われています。

             

骨粗しょう症は特に日常生活では痛みなどの症状も出にくいため、骨折するまで気が付き
にくく、あまり意識されませんが、実はこの「骨密度の低下」こそが、更年期におけるも
っとも注意しなければならないことの1つなのです。

一度骨折してしまうと、もともと骨密度が低下しているため回復しにくく、他の更年期症
状のように10年で治るというものでもありません。むしろその後の人生はリハビリや寝
たきりの状態で過ごす人が多いのです。

若いころからダイエットや偏食傾向にあった人は、もともと骨密度が低いため、更年期に
さしかかるころからは、最優先すべき課題は「骨密度」かも知れません。

2.骨を考える生活

骨粗しょう症から骨折してしまうと、なかなか回復しませんが、骨折する前なら比較的簡
単に骨密度を上げることも可能です。と言うと、すぐにカルシウムと考える人が多いです
が、骨はそれほど単純なものではありません。

もちろん、カルシウムを多く含む小魚なども含め、ビタミンD、ビタミンK、マグネシウ
ムなど、骨代謝に必要な栄養素を充実させて、食事内容を全般的に見直してみる必要があ
ります。安定するまではサプリメントなどを利用するのもおすすめです。

             

そして、骨代謝には負荷がかかる運動が不可欠です。こちらも骨密度の低い人はもともと
運動嫌いの人が多いので、いきなりスポーツは厳しいかも知れませんが、骨密度を上げる
には「歩くこと」が非常に効果的ですので、まずは日常生活で乗り物を控えることを意識
することから始めてみると良いかも知れません。

もうすでに更年期に入っている人は真剣に取り組む必要がありますが、まだ若い人は骨密
度を意識して生活をするだけでも、将来の骨の健康状態が大きく変わってきますので、生
活習慣や食生活を見直し、ときどき骨密度検査をしてYAM(若年成人平均値)80%以
上を意識するようにしましょう。

骨粗しょう症が進行してくると、背が縮む、猫背になるといったところが比較的わかりや
すい症状と言われていますので、買い物でショーウインドウに映る姿などで何となく姿勢
が悪くなったと感じたら、それは骨密度が低下しているのかも知れませんので、すぐに対
策が必要です。骨粗しょう症は骨折も大変ですが、高齢者の場合はその後の生活がもっと
大変ですので、まずは骨折リスクを下げることを心がけましょう。


 

 

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