圧迫骨折予防にカルシウムとウォーキングが必要な理由

圧迫骨折予防にカルシウムとウォーキングが必要な理由

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   圧迫骨折の原因   

骨折というのは、普通は転落事故など大きな外力が加わったときに起こりますが、中高年
(特に閉経後)の女性に多いのが圧迫骨折です。これは、外からの衝撃による場合もあり
ますが、多くの場合は骨がもろくなる骨粗しょう症が原因になっています。

この場合は、必ずしも痛みがあるという訳でもなく、どことなく身長が低くなったとか、
背中が曲がる(猫背になる)とか、腰や背中に違和感がある、体を動かすと痛むといった
感じでも圧迫骨折をしている可能性があります。

むしろ、それらが原因で「胸やけ」「胃もたれ」「麻痺」「息切れ」「排尿障害」などの
症状が現れることで、診察を受けて圧迫骨折と分かることも少なくありません。

            

このように、自分でも気付かないうちに圧迫骨折を起こす原因の多くは骨粗しょう症とい
う病気です。骨粗しょう症とは、加齢などによって全身の骨密度が低下して骨がもろくな
る病気ですが、特に閉経後の女性に多く見られます。

骨粗しょう症になると、その程度にもよりますが、転ぶ、ぶつかる、といった強い衝撃を
受けた場合だけではなく、くしゃみをする、物を持ち上げるといった日常的な動作や、自
身の体重にさえ耐えきれず骨折してしまうことも珍しくありません。

更に、骨粗しょう症が原因で骨折してしまうと治療にも時間がかかりますし、再発する確
率も高いため、できるだけ早く骨密度の低下に気付き、骨粗しょう症に対処することが圧
迫骨折を予防する最善の方法ということになります。

閉経後の女性は骨密度が急速に低下することがすでに分かっていますので、更年期に入る
ころからは骨密度に関心を持つて、積極的に骨密度の低下を防ぐ気持ちになることが、圧
迫骨折を予防することになります。

   骨密度の増やし方   

骨密度が危険域まで低下している場合は、現時点で骨折が確認できなくても「運動」「食
事」必要なら「薬」を使用して改善していくことになりますが、骨密度を上げる基本は、
食事と運動です。

骨に必要な栄養素は「カルシウム」「ビタミンD」「ビタミンK」「タンパク質」「ビタ
ミンB」になります。これらの基本になる栄養素はバランスよく摂る必要がありますので
食事に自信のない人はサプリメントなどで補いましょう。

そして、カルシウムなどの栄養素と同じく必要なものが運動です。骨は衝撃を与えること
で作られ、丈夫になります。逆に言えば、骨に負荷がかからない(寝たきりなど)状態で
は骨密度が急速に低下していくことになります。

また、運動をすることで筋力も強化されますので、転倒を予防する効果があり、結果的に
骨折を予防することにもなります。

では、骨密度を上げるにはどのような運動が良いのかというと、誰もが知っているウォー
キングなんですね。歩くことは骨への刺激はもちろん筋力強化にもなります。特別にウォ
ーキングの時間をとらなくても、買い物はできるだけ歩いて行く、エレベーターやエスカ
レーターの下りは乗らないで階段を歩く、もちろん上りも歩ければ更に効果があります。

           

事務職や外出機会の少ない人は、室内で「かかと落し」などの運動をするだけでも骨密度
を上げることはできますので、座ったまま生活する習慣をできるかぎり減らすようにする
努力をしてみて下さい。

それから、閉経後の女性に多いということは、女性ホルモンの減少と大きく関係している
ということでもありますので、女性ホルモン(エストロゲン)と似た働きをすると言われ
ているエクオールを補給することも1つの方法です。

女性は40歳を過ぎたら、できるだけ骨に関心を持ち、そのときどきにできることをしっ
かりすることが、骨粗しょう症や圧迫骨折のリスクを少なくすることになります。



 

 

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