骨に不安を感じた時に効果的に骨密度を高める方法

骨に不安を感じた時に効果的に骨密度を高める方法

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1.骨密度が低下するとは

骨は一度できたら生涯変わらないものと思われているようなところがありますが、骨も新
陳代謝によって絶えず生まれ変わっています。古くなって劣化した骨は壊され、新しい骨
に生まれ変わるのですが、その壊される骨の速度が、新しい骨が生まれる速度を上回った
状態になると、骨の質はだんだん低下して行きます。

このような状態が続くことで骨密度は低下して、やがてスポンジのようにスカスカ状態に
なって、もろく、折れやすくなった状態を骨粗しょう症と呼んでいます。

骨粗しょう症になると、転んで大腿骨や股関節が折れるといったことも多くなりますが、
普通には骨折するような状況でなくても、体の重みだけでも骨がつぶれてしまうようなこ
とが起こります。これが圧迫骨折と言われるものですが、この場合は本人も気が付いてい
ないことが多く、重症化して背中や腰に痛みが出るようになって、検査を受けてはじめて
知るということが多いようです。

骨密度の低下を知る手がかりとしては、背中が丸くなってきた、身長が縮んできた、背中
や腰に痛みがある、といった症状がありますので、特に更年期からの女性は注意しておく
必要があります。

更年期を迎える50歳頃から、女性ホルモンの分泌量が低下しますが、女性ホルモンは骨
を壊す働きを抑える作用があるとされていて、その分泌量が減る更年期には、一気に骨密
度が低下する人が多いためです。特に、若い頃から無理なダイエットを繰り返していたり、
偏食傾向にあった人は、もともと骨密度が低い場合が多いので、更年期の頃にはより注意
が必要ですが、近年は、運動不足の人も多く、若い人でも骨密度が低下しており、若年性
骨粗しょう症という言葉を耳にすることも多くなりました。

       

また、骨粗しょう症により、折れやすい部分が出てきますが、それも年代別に変化する傾
向があり、50歳代には手首や椎体(背骨の主要部分)、65歳頃からは椎体、前腕骨、
大腿骨、上腕骨、75歳頃からは椎体、大腿骨、前腕骨、上腕骨といったところが折れや
すいと言われています。

2.骨密度を上げるには

骨と言えばカルシウムという返事が返ってくることが多いですが、確かにそれも大切では
ありますが、骨折予防という点で考えれば、もっとも重要視すべきは個々の成分よりも、
適当に日光を浴びながらウォーキングなどの運動をすることです。

次に、バランスのとれた食事、質の良い睡眠など、生活習慣を改めるだけでもかなり骨密
度は上がります。バランスのとれた食事というと難しいかも知れませんが、最低限気をつ
けておくことは、防腐剤や農薬の多い食品をできるだけ避けることです。その代表はイン
スタント食品やレトルト食品、ファストフード、コンビニ弁当のたぐいです。骨の健康を
考えるなら、自分で必要な栄養に注意しながら炊事をする習慣をつけて下さい。

また、現在が更年期周辺である場合は、更年期障害の予防も兼ねて、エストロゲンを補う
働きのサプリメントを活用することも考えてみましょう。

             

すでに骨折をしている場合は、医師の指示に従って治療すべきですが、骨に不安があると
いう程度なら、特別なことをしなくても、普通の生活を当たり前にすれば、その心配はか
なり軽減されます。しかし、絶対に外して欲しくないのが、日光を浴びながらウォーキン
グなどの運動をすることです。

実際、私も骨密度は同年代の底辺に位置していましたが、4年間ほどウォーキングをして
いたときがあり、その時の骨密度は20代の上限を遥かにオーバーして、検査医も驚かせ
たという経験があります。それ以外のことは、全く変わらない生活でしたが、日光を浴び
(ビタミンD補給)ながら運動をすることが、骨の健康にはいかに大切かということを身
をもって経験していますので、骨に不安がある人は、ぜひウォーキングだけでも始めてみ
て下さい。

もちろん、喫煙やアルコール・カフェインなどの過剰摂取といった、骨の成長に良くない
と言われることを控えることで、さらなる効果も期待できるかも知れません。



 

 

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