女性の骨折原因・骨粗しょう症は更年期前の骨密度対策で決まる

女性の骨折原因・骨粗しょう症は更年期前の骨密度対策で決まる

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   骨粗しょう症は骨の生活習慣病   

骨粗しょう症という病名は、最近ではほとんどの人が知っていますが、その実態は「骨折
して初めて骨粗しょう症である」ことを知る人が多いようです。

骨粗しょう症とは、後天的に骨密度や骨質が低下して、骨がスカスカ状態になることで、
骨折を起こしやすくなる病気です。その原因は「加齢」「運動不足」「食生活」「閉経後
のホルモンバランスの変化」「ステロイド薬の使用」などが主なものですが、中でも、特
に「閉経後の女性」に多く見られることから、女性ホルモンの減少や老化と深い関係があ
ると言われています。

しかし、一方では「運動不足」「食生活」なども深くかかわっていますので、加齢ととも
に誰にでも発症する可能性がありますが、本人の心掛け次第である程度は予防できる病気
でもあり、そういう意味では「骨の生活習慣病」とも言えます。

       

ということは、女性の場合は40歳を超えたら、特に症状がなくても、定期的に骨密度検
査を受けること
が「骨粗しょう症予防」の第一歩になります。特に、若い頃と比べて身長
が縮んだという気がしたら、それはすでに骨粗しょう症が始まっている可能性が高いので、
簡易測定ではなくレントゲン検査を受ける必要があります。

若い頃にダイエットなどで無理をしていた人や、もともと運動が苦手という人は、骨密度
の低下も早いと言われていますが、骨密度は心掛け次第で回復するものでもありますので
現在の骨密度を参考にしながら、自分なりの骨密度対策を実践することです。

また、最近の研究では、骨粗しょう症は骨密度の低下だけではなく、骨質の劣化も含まれ
ているとされていて、これを「骨強度(骨密度70%・骨質30%)」と言って、骨折リ
スクを測定する目安にしています。

骨質とは、骨の微細構造、骨代謝率、微小骨折、石灰化などにより判定されます。

   骨粗しょう症対策に必要なこと   

骨と言えばカルシウムが常識になっていますが、そのカルシウムの吸収率を上げるビタミ
ンDや、骨の代謝に関係するビタミンKなども一緒に摂取するのが効果的です。

ビタミンDは、きのこ類や魚介類などに多く含まれていますが、太陽に当たることで、人
間の皮膚上でも生成されますので、運動と日光浴を兼ねてウオーキングなどを積極的に取
り入れるようにしましょう。ただし、骨粗しょう症が始まっている場合は転ばないように
注意をする必要があります。

         

更に、骨粗しょう症は更年期以降の女性に多い病気ということからも分かるように、女性
ホルモンエストロゲンの減少とも深い関係がありますので、更年期が近い人はサプリメン
トなどで積極的に補給することで更年期対策にもなります。

特に、更年期以後の数年間で骨密度が20%近く減少するとも言われていますので、でき
ればその前に予防できていることが理想です。

若い人でも、極端に細い人(体脂肪率20%以下)やストレスの多い人は、エストロゲン
が不足する傾向にあるとも言われていますので、該当する人は注意しましょう。

骨粗しょう症は、背中が曲がる、身長が縮む、腰痛や姿勢の悪化など、さまざまな症状が
出ることになりますが、それは少しずつ進行するものなので、なかなか自覚するのが難し
く、ふと気が付いた時には手遅れということが多いのです。

しかも、そのようになってから骨折すると、回復するにも時間がかかり、その間に筋力が
衰えてしまい、ますます悪化していくことになりますので、女性の更年期以降は確実に骨
の健康状態が悪化すると分かっている以上、できるだけ早めに対策をすることに尽きます。

始める年代にもよりますが、骨粗しょう症の基本的な予防法は、食事によるカルシウム、
ビタミンK、エストロゲンの摂取、ウオーキングなど骨に刺激を与える運動、日光に当た
ること
です。

食事で摂取するのが難しい人は、骨粗しょう症予防に必要な栄養素を含むサプリメント
ありますので、それを活用しましょう。



 

 

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