内臓脂肪を減らすだけで血糖・血圧・脂質の数値が改善?

内臓脂肪を減らすだけで血糖・血圧・脂質の数値が改善?

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   内臓脂肪・皮下脂肪・体脂肪の違い   

私たちが食事で摂取した栄養はエネルギーとして消費されますが、使いきれず余った分は
脂肪として体内に蓄えられます。そのうち胃や腸など内臓周辺につく脂肪を「内臓脂肪」
と呼び、皮膚のすぐ下の脂肪細胞に蓄えられた脂肪を「皮下脂肪」と呼んでいます。そし
て、この内臓脂肪と皮下脂肪を合わせたものの総称が「体脂肪」と呼ばれているのです。

           

生活習慣病と肥満の関係が取り上げられると、すぐに太っている(皮下脂肪の多い)人を
想像しますが、それは間違いで、糖尿病や脂質異常症、高血圧症などの生活習慣病に大き
くかかわっているのは内臓脂肪
です。

とは言っても、皮下脂肪もつきすぎると、生活習慣病とはあまり関係しませんが「膝」や
「腰」などの疾患を引き起こすリスクが高くなりますし、見た目もあまりよい感じではあ
りません。しかし、皮下脂肪はない方がいいのかというとそういうものでもなく、外部か
らの圧力に対するクッションになっていたり、寒さから体を守るという大切な役目もして
いますので、ある程度の皮下脂肪は有った方が良いのです。

   皮下脂肪より内臓脂肪は落ちやすい   

私たちの体にはどれほどの脂肪が蓄積されているかというと、プロのスポーツ選手などは
別にして、一般的には体脂肪率20%前後が適正体脂肪とされています。なので、体重が
50kgの人なら約10kgの脂肪がついていることになります。そして、その大半は皮
下脂肪になります。特に女性の場合は皮下脂肪がつきやすいと言われています。

そこで、外見にこだわる女性が皮下脂肪を落とそうとするのがダイエットですが、経験者
はご存知の通りなかなか落ちませんよね。一方で、生活習慣病と強く関係している内臓脂
肪は脂肪細胞のサイズが小さいので代謝活性率が高く、胃や腸ともつながっているため、
蓄積されやすいけれど消費されやすいという特徴があります。

皮下脂肪は皮膚のすぐ下に蓄えられていますので、外からもその蓄積具合が「肥満度」と
いう形で何となくわかりますし、上から指でつかむこともできますので自分の脂肪の蓄積
具合もアバウトながら判断できます。しかし、内臓脂肪はどうして知れば良いのかわかり
にくいですよね。

そこで、簡易測定法として腹回りのサイズを設定していて、おおよそ3kgの内臓脂肪が
蓄積された状態を「男性85cm」「女性90cm」としているのです。もちろんウエス
ト周囲にも皮下脂肪はありますので、これだけではどちらの脂肪が多いのかわかりません
が、いずれにしてもこの範囲内であれば生活習慣病などのリスクはそれほど高くないとい
うことになる訳です。特に女性は皮下脂肪がたまりやすいので、その分を考慮した数値が
腹部90cmということなのです。

どうしてもハッキリ知りたい場合は、腹部CTスキャンや、へそから背中にかけて微弱な
電流を流して測定する腹部生体インピーダンス法で測定すると詳細を知ることができます。

では、その内臓脂肪はどうして落とすのかと言うと、よく例えられるのが出し入れ自由な
普通預金です。内臓脂肪は胃や腸の周りについていて、体内のエネルギーが不足すると、
すぐにエネルギーに変わって使用される脂肪という意味です。皮下脂肪はそのあとに続く
エネルギー源なので定期預金に例えられ、女性のダイエットなどでもなかなか脂肪が減ら
ない理由がこれです。

ということは、運動や食事制限でカロリー摂取を減らせば内臓脂肪はすぐに減るかという
と、実は、内臓脂肪も食生活が関係していることは事実ですが、カロリーより栄養バラン
スがかたよっていることの方が大きいのです。なので、同じ制限するでもインスタント食
品やレトルトフード、ファストフードなどの内容比率も見直す必要があります。

           

また、その努力を後押ししてくれる機能性表示食品もあありますので、本気で取り組むな
らおすすめかなと思います。

実際、内臓脂肪を落とすだけで、ほとんどの人が高血圧も血糖値も脂質異常も驚くほど改
善されたという話をよく耳にしますので、生活習慣病リスクの高い人はぜひ試してみて下
さい。





 

 

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