肥満になるメカニズム
人が太る原因は、糖質の過剰摂取です。そして、それが病気の域に達したものが糖尿病と
いうことになります。
普段、私たちが食事をすると、糖質（炭水化物）は、胃で消化・分解されて、ブドウ糖と
して腸で吸収されます。ここから血液に乗って全身に運ばれて、私たちの活動エネルギー
として消費されていきます。このときに活躍するのがインスリンで、必要な細胞にエネル
ギーを取り込ませるように働きます。
しかし、食べ過ぎや運動不足など、摂取する糖質の量に対して、消費する量が少なすぎて
余ってしまった場合は、血液中にブドウ糖が残ってしまうことになります。するとインス
リンは、一時的に別の場所（細胞）に保管して、必要なときの予備燃料として蓄えようと
します。このときの保管場所が脂肪細胞で、ブドウ糖から変えられた脂肪という物質が蓄
積されていくことになり、脂肪細胞が巨大化され続けた結果が肥満ということです。
余談ですが、この作業がうまく行なわれなくなった状態、つまり何らかの事情でインスリ
ンが分泌されなかったり、インスリンの効力が弱くなって脂肪細胞に取り込むことができ
なくなって、血液中にブドウ糖が残ったままの状態になることを糖尿病と言い、その血液
中に含まれるブドウ糖の量を血糖値と言います。
このようにして、健康な状態であれば、糖質（炭水化物）の摂取量を減らすか、エネルギ
ーの消費量を増やすかしない限り、どんどん脂肪は蓄積されていくことになるのです。
そして、これが肥満になる唯一の原因です。と言えば、カロリー制限ダイエットや、ヘル
シーな食事でダイエット中の皆さんはシックリこないですよね。しかし、この理屈を知っ
ている人から見れば、肥満解消にカロリー制限なんて、笑い話の１つということです。
痩せたければ、タンパク質や脂質を控えても意味がありません。ご飯やパン、麺類など、
炭水化物を控えなければ、肥満は解消されることはないのです。
簡単にできる肥満解消
肥満になるのは、糖質（炭水化物）の過剰摂取が唯一の原因であることが理解できたら、
それをどのようにして実現するかということが焦点になります。
一番簡単なのは、炭水化物を食べないことですが、炭水化物は三大栄養素の１つでもあり、
完全に抜くことは、別の意味で健康を損なう原因になってしまいます。
次は、運動などで、摂取量を上回る消費をすることですが、実は、運動によるエネルギー
消費はそれほど多くありません。なので、単発で１時間ウォーキングした程度では、ほと
んど何も変わりませんが、継続することで体の機能が向上して、基礎代謝が上がることに
なれば、それはエネルギー消費の理想のパターンです。ただ生きるために最低限必要な呼
吸や心臓などの内臓、脳、神経、発熱などに使われるエネルギー量（基礎代謝）は、全エ
ネルギーの７０％を消費すると言われていますので、まさにエネルギーの大量消費ならこ
れ以上のものはありません。
しかし、逆に考えれば、肥満傾向の人は、基礎代謝量が低下していることが原因である場
合が多いので、現実の問題として、それはかなり難しいことかも知れませんね。
では、どうすれば良いのかというと、肥満より深刻な状態である糖尿病の対策として、よ
く用いられるのが、糖質の吸収を抑制するという方法です。この方法の別バージョンとし
て、糖質制限ダイエットというおなじみのものもありますので、意味は理解できますね。
つまり、食事の量を考えるより、糖質の吸収率を抑えるという方法です。そして、その方
法も、食事のときのお茶をサラシア茶に変えるだけで良いというシンプルなものですので、
かなり横着な人でも失敗する確率は低いと言えます。
サラシアに含まれる、サラシノールやコタラノールという成分が、糖質を分解するα‐グ
ルコシダーゼという消化酵素の働きを妨害して、糖の吸収を最小限に抑えることで、血液
中のブドウ糖の量が抑えられ、糖尿病や肥満の原因が抑えられるというものです。
それだけではなく、すでに体内に蓄積されている脂肪の分解を促進する働きもあり、腸内
で分解されなかった糖質は、そのまま善玉菌のエサになり、腸内環境を整えるという二重
三重に〇をつけたくなるようなお茶なんですね。それほど高価なものでもありませんので、
へたなダイエットサプリなどを買うつもりなら、サラシア茶から試してみて下さい。
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