40代以降の健康管理は血糖値(糖尿病)対策から始めよう

40代以降の健康管理は血糖値(糖尿病)対策から始めよう

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   血糖値が下がらない原因   

血糖値とは、血液中に含まれるブドウ糖の量(濃度)のことを言います。私たちが食事で
摂取する炭水化物などの糖質が消化吸収されるとブドウ糖になり、血液で運ばれて脳や筋
肉などを動かすエネルギー源になります。

しかし、近年の交通機関の発達や日常生活の機械化によりエネルギー消費が少なくなるの
とは対照的に、コンビニの普及やレトルト食品の開発などで24時間いつでも食べ物を摂
ることができます。

このような生活環境下では「食べ過ぎ」「運動不足」状態になり、常にブドウ糖が消費し
尽くされることなく過剰摂取状態が続くことになります。

この余ったエネルギーが膵臓から分泌されるインスリンの働きで、ブドウ糖を中性脂肪に
変えて脂肪細胞に取り込ませ、予備のエネルギー源として貯蔵されます。

ところが、このようにして貯蔵された脂肪も、利用されることなく、どんどん増えて(特
に内臓脂肪)いくと、健康上良くないことが起こります。

             

内臓脂肪は、アディポサイトカインという生理活性物質を分泌しますが、そのなかの悪玉
物質にはインスリンの効果を低下させたり、血圧を上げたり、血栓をつくりやすくするも
のがあり、これらが生活習慣病の根底にあるのです。

その中でも、血糖値を下げる働きのインスリンの効果が低下すると、血液中のブドウ糖濃
度が高いままになり、その状態が続くと糖尿病ということになります。

糖尿病の原因は、加齢によるインスリン効果の低下もありますので、一度発症してしまう
と高血圧や脂質異常と比べても改善困難な病気ということになります。

更に、血液中のブドウ糖濃度が高いことが血流を悪くして高血圧や脂質異常の原因にもな
りますので、40代からの健康管理は血糖値対策から始めるの効果的と言えます。

   血糖値を正常に保つ方法   

高血糖の主な原因は、食べ過ぎ運動不足ですので、まずは「腹八分目」と「適度な運動」
ですが、その前に、蓄積された内臓脂肪を落とすことになります。

食べ過ぎを解消すると言うと、1日1食や2食に減らすと考える人が多いですが、実はそ
れは、空腹のあまり食べ過ぎになったり、食事の時間が曖昧になって、食べてすぐ寝ると
いったことになったりして、結果的に高血糖につながる食事方法と言うことになります。

それより、普段の食生活で腹八分目を心掛け、ご飯や麺類、パンなど糖質が多い炭水化物
の摂取を減らし、逆に血糖値の急上昇を防ぐ働きのある食物繊維が豊富な野菜や海藻類な
どを増やすことが大切なのです。

             

自炊していない人の場合は難しいかも知れませんが、サプリメントという方法もあります
ので、各自で血糖値を下げるより、上げない方法を考えてみて下さい。

次に、糖尿病は歩いて治すという言葉もあるように、運動不足の解消に努めることです。
定期的な運動は難しいにしても、日常生活でエレベーターを使わず階段を上るとか、買い
物も歩ける距離なら乗り物を使わないとか、できるだけ身体を動かすことを考えましょう。

このように言うと、ときどき低血糖になったらどうするのかという人もいますが、それは
すでに糖尿病でインスリン注射や薬を服用している人が心配することで、内臓脂肪を落と
すことを考えている人にはほとんど起こりません。

しかし、もともと脂肪の備蓄がないような人が、食事を減らした上に、ハードな肉体労働
をしているような場合は低血糖になることもありますが、そのような人に生活習慣病の心
配をする必要があるかということですね。(笑)

いずれにしても、中年以降は健康診断でも最初に引っかかるのが、血圧、血糖値、脂質異
常などの生活習慣病の原因が多く、その延長線上にさまざまな病気が待ち構えているとい
うことですので、その中でも特に治りにくい糖尿病(血糖値)対策をできるだけ早めに始
めることが中年以降の健康管理には大切なのです。


 

 

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