糖尿病で怖いのは合併症、糖が血管に与える影響と予防法

糖尿病で怖いのは合併症、糖が血管に与える影響と予防法

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   糖尿病と合併症   

普通は、健康診断などで血糖値が高いと言われるまでは、自分が糖尿病であると気付くこ
とはほとんどありません。なので、長期間にわたって健康診断を受けていないような人は、
糖尿病に気付かないままどんどん進行して行き、合併症を引き起こすことになります。

ここで言う糖尿病とは、主に中高年に多いインスリン作用の低下による2型糖尿病(糖尿
病全体の90%以上)のことです。

糖尿病は尿に糖が混ざると考える人が多いですが、もちろんそのような場合もありますが、
糖尿病とは糖の代謝異常によって血糖値が上がる病気のことです。血糖値とは、血液中に
含まれるブドウ糖の量で、健康体なら上限140mg/dl でインスリンの働きによって調整
されることになります。

しかし、何らかの理由でインスリンの効力が低下すると、血液中の血糖値が上がることに
なり、その状態が続くことで、消費も再吸収もされなかった糖が尿に混ざって排出される
こともあります。(180mg/dlを超えているような場合)

尿に糖が出るのは腎臓機能が低下している時にも起こりますので、糖尿病の場合は、尿に
糖が出ている状態ではなく、あくまでも血糖値が高い状態が慢性的に続いているかどうか
が判断基準になります。

つまり、尿糖が陽性であっても、血糖値が正常ならば、それは糖尿病にはなりません。

では、血糖値が高い(糖尿病)とどうして合併症を引き起こすのかということですが、血
糖値が高いという状態は、血管の中を砂糖水が流れているような状態です。

最近はやりの言葉で言えば「血液ドロドロ」ということになりますので、高血圧の原因に
もなりますが、糖が血管壁の内皮細胞に入り込んで活性酸素を発生させて血管を傷つけま
す。また、細胞内のタンパク質と結合して変質させ、正常な機能を保てなくさせてしまう
ことで、血管が傷つくことになります。

             

このようにして、血管が傷つくことでさまざまな病気を招いてしまうことを合併症といい、
視力に問題を起こす「糖尿病網膜症」、腎臓機能が低下する「糖尿病腎症」、神経に障害
が出る「糖尿病神経障害」の3つが、代表的な合併症で三大合併症と言われています。

最近の研究では、新しい糖尿病の合併症として「ガン」や「認知症」との関係も指摘され
るようになってきています。

   合併症の予防法   

血糖値が上昇する直接の原因はインスリンの効力の低下ですが、その前に血糖(血液中の
ブドウ糖)はどうして多くなるのかと言えば、炭水化物(糖質)の摂り過ぎです。

主食となる、米・パン・麺類などの他、菓子や清涼飲料水、ビール、果物などにも豊富に
含まれていますので、それらを全部取り除くことは不可能ですし、例えできたとしても、
炭水化物は三大栄養素の1つでもありますので、完全に抜くことは健康上良くありません。

そこで、まずは摂取量を全体的に3割減らしてみましょう。腹七分目の食事にして、間食
はやめるだけでもかなり違います。更に、清涼飲料水などの代わりにお茶など糖質の含ま
ないものを飲み、酒はビールやワイン、日本酒はやめてウイスキーや焼酎に変えます。

このようにして、少しずつ体重が減り、内臓脂肪が減ってくれば、合併症のリスクもかな
り減ることになります。

             

そもそも、糖尿病は食糧難の国ではほとんど発症しないのです。なので、炭水化物をはじ
めとするすべての食事内容を3割カットしてみるだけで、ずいぶん改善されるはずです。

その上で、糖質の吸収を抑える働きのあるサプリメントなどを摂取することで、更に良い
結果を得ることが期待できるのです。ときどき、サプリメントさえ飲めばという考えの人
もいますし、そのように宣伝している商品もありますが、本人が糖尿病の合併症を予防す
る意志をもって努力しなければ、ほとんど意味がありません。

余裕があれば、軽い運動など、健康に良いとされているものは、糖尿病にとっても悪いは
ずがありませんので積極的に取り組み、逆に、タバコやアルコールの過剰摂取など、健康
に良くないとされているものはどんどん改めていくことです。

真面目に努力していれば、糖尿病も合併症もそれほど恐れるものでもありませんが、何も
しなければ、失明、人工透析、足の切断などという悲惨な将来が待ち構えています。

コタラエキス粒

 

 

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