血糖値が高い原因は炭水化物の摂り過ぎ、改善は腹八分目から

血糖値が高い原因は炭水化物の摂り過ぎ、改善は腹八分目から

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1.血糖値が高い原因

血糖値に関心を持ち始めるきっかけで多いのは、健康診断などの血液検査で血糖値を指摘
されたときではないでしょうか。しかし、関心を持ったからといって、ハイそうですかと
簡単に解決できる問題ではありません。

一過性(甘い飲料水の飲みすぎなど)の場合を除いては、血糖値というのは自動で調整さ
れるようにできていますので、その自動調整装置が故障しているということになります。

そもそも血糖値とは何かというと、血液中に含まれるブドウ糖の濃度のことで、一定の濃
度になると、自動的に体内で調整されて適正な濃度が保たれるようになっています。しか
し、この調整機能に何らかのトラブルが起きると、うまく調整されず血糖値が高い状態に
なります。そして、このような状態が長く続くと糖尿病と診断されるのです。

           

糖尿病には生活習慣病という呼び方もあります。つまり、糖尿病の原因は普段の生活習慣
にあるという意味です。若い人にはそれが当てはまりますが、いわゆる2型糖尿病(糖尿
病全体の9割以上)の多くは、中高年以降に発症します。中高年以降の生活習慣が悪くな
ったというより、従来の生活習慣に身体がついていけなくなった(老化した)ということ
なのです。

簡単に言うと、血糖値が高くなると、膵臓からインスリンが分泌されて調整されますが、
中高年になると、このインスリンの分泌量が減少したり、効力が低下することで血糖値が
下がりにくくなるのです。そこに食べ過ぎや運動不足などの好ましくない生活習慣が加わ
わったままで過ごしていると、慢性的な高血糖(糖尿病)になるのです。

2.血糖値の改善方法

糖尿病は治らない病気と言われますが、原因が体の老化(機能低下)によるものなので、
加齢とともに更に悪くなることはあっても、良くなることはありません。そこで、生活習
慣を見直してできるだけ悪くならないようにするというのが糖尿病の対処法なのです。そ
れは、加齢によって増えたシミやシワは元通りにはならないものの、それ以上増やさない
ように手入れをする女性のエイジングケアと同じ考え方になるのです。

では、その血糖値の上昇を防ぎ、合併症リスクを下げるにはどうするかということですが、
血糖値を上げるのは炭水化物(食物線繊維を除く)です。なので、ご飯やパン、麺類など
の炭水化物(糖質)を減らすことで血糖値の上昇は抑えることができます。とは言っても、
炭水化物はタンパク質、脂質とともに三大栄養素と呼ばれるようなメインの栄養素なので
完全に抜くようなことをしてはいけません。

そこで思い出していただきたいのが和食の心得です。先付け(突き出し)⇒お凌ぎ(ちょ
っとした炭水化物)⇒椀物(吸い物類)⇒向付(さしみ・酢の物・和え物など)⇒煮物(
野菜の炊き合わせなど)⇒焼き物(焼き魚)強肴(揚げ物など)⇒留め椀(ご飯類)⇒甘
未(デザート)が一般的な構成になりますが、内容はともかく、食べる順番を参考にしな
がら食べるだけでもかなりの血糖値対策になります。

           

このような食べ方は性に合わないという人は、まずは腹八分目です。また、どうしても糖
質オーバーになり気味の人は、糖質の吸収を抑える働きで知られているサラシアを活用し
ましょう。サプリメントもありますが、高価なので私はお茶をおすすめします。

そして、血糖値に限ったことではありませんが、できるだけ歩くこと、運動というもので
なくても良いので、日常生活でできるだけ歩くことを意識してみましょう。


 

 

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