糖尿病と診断されたら最初にやるのが内臓脂肪を落とすこと

糖尿病と診断されたら最初にやるのが内臓脂肪を落とすこと

《本ページはプロモーションが含まれています》

   糖尿病と内臓脂肪の関係   

糖尿病は治らない病気と言われていますが、例えそうであっても、少なくとも血糖値をコ
ントロールして健康を維持することは可能です。一般的に中高年に多い2型糖尿病とは、
過剰な飲食により内臓脂肪(胃や腸などの臓器周辺)の蓄積で起こるとされています。

しかし、近年の研究では、肝臓にも脂肪がたまることがわかり、これを皮下脂肪・内臓脂
肪に次ぐ第3の脂肪と言われていますが、肝臓にたまった脂肪は、血糖を下げる働きをす
るインスリンの反応を鈍らせる作用(インスリン抵抗性)があると言います。

インスリン抵抗性が起こると、膵臓は血糖値を一定に維持しようとして、より多くのイン
スリンを分泌しますが、やがては疲弊して分泌量が低下してしまいます。更に、脂肪は肝
臓だけではなく膵臓にもたまりますので、そうなると一層インスリンの分泌が悪くなり、
血糖値が上昇し始めて糖尿病になるということなのです。

             

では、その肝臓や膵臓の脂肪はどうしてたまるのかと言えば、皮下脂肪の備蓄量の限界を
超えると、過剰な脂肪が内臓や肝臓、膵臓に溢れ出すことでたまっていくというものです
が、まぁ、その辺のメカニズムについては、まだ解明されていないのですが、肝臓や膵臓
にたまる脂肪が糖尿病の原因になることは間違いありませんし、内臓脂肪を落すことで肝
臓や膵臓の脂肪も落ちることになり、糖尿病が改善されることは確かです。

なので、糖尿病と診断されたら、まずは内臓脂肪を落とす、つまり全体の脂肪を落すよう
にすることが大切なのです。

   内臓脂肪を落とす方法   

体脂肪(皮下脂肪+内臓脂肪)がたまる原因は「食べ過ぎ」です。必要以上に食べ過ぎて
いないという場合でも、脂肪がたまるのは基礎代謝が落ちていたり、運動量が不足してい
たりするときで、それも食べ過ぎということになります。

そして、脂肪として蓄えられるのは、脂質は誰にでも想像できると思いますが、実は意外
に盲点なのが炭水化物(糖質)です。糖質と言えば「甘い物」と思うかも知れませんが、
それだけではなく、私たちの主食である「ご飯」「パン」「麺類」「酒類(蒸留酒以外)」
など、広い分野に及んでいるのです。

逆に言えば、これらのものを食べなければ良い訳ですが、ご存知のように炭水化物は3大
栄養素の1つでもありますので、完全に抜くことは良くありません。特に脳は炭水化物に
よって作られるブドウ糖しかエネルギー源としないため、不足すると脳の働きが低下した
り、体が疲れやすくなって活動に支障が出てくることになります。

             

では、どうすれば良いのかというと、特に炭水化物や脂質だけを狙い撃ちにしても難しい
ですので、全体的に食事の量を減らすことです。腹八分目という良い言葉がありますが、
まずはそれを実践することです。自信がない人には、それをサポートするサプリメント
出ていますので活用してみるという方法もあります。

ただ、真剣になりすぎて、極端に頑張らないことも大切です。長い時間かけて蓄積してき
たものを一気に落とそうとすると、逆に健康を害することにもなりますので、相当の時間
をかけて、計画的に体重を減らしていくことが大切です。

糖尿病発症以前の体型に戻る頃には、おそらく血糖値もその頃の数字に近付いていると思
いますが、大切なことは、その後も「体型を維持し続けること」です。

そういう意味でも、比較的早い時期から気付いて体重を落すようにすることが、糖尿病を
はじめ生活習慣病対策全般の秘訣ということになります。

そのタイミングは、衣替えの時期に以前着ていた服のサイズ(特に腹回り)が合わなくな
って苦しいと感じたときです。そして、メタボリックシンドロームの基準値とされている
ウエスト(おへその高さの腹囲)が男性85cm、女性90cm以上なら、服のサイズに
関係なく体重調整をする必要があります。



 

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
スポンサーリンク