インスリン抵抗性の原因と肥満解消から始める改善法

インスリン抵抗性の原因と肥満解消から始める改善法

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1.インスリン抵抗性とは

インスリン抵抗性とは、その名の通り「膵臓から分泌されるホルモンのインスリンの働き
が抑制される状態」のことを言います。つまり、インスリンの働きを正常にするために過
剰にインスリンを必要とする状態のことです。このような状態が続くと、血糖値はもちろ
ん、血圧や脂質の調整も難しくなり、やがては糖尿病・高血圧・脂質異常症などの生活習
慣病やそれらが合わさったメタボリックシンドロームなどの原因になります。以前は、メ
タボリックシンドロームのことを「インスリン抵抗性シンドローム」と呼ばれていたこと
があり、高血圧や脂質異常など動脈硬化の危険因子そのものということになります。

インスリン抵抗性という言葉を知るきっかけになるのが血糖値(糖尿病)という人が多い
と思いますが、簡単に言うと、インスリンは血糖値が100mg/dlを越えるとブドウ糖を
取り込み始めて、100mg/dl以下になるとブドウ糖を取り込まないように働きますが、
やがてその能力が衰えてくると、高血糖になり、2型糖尿病に進行するのです。

この原理で行くと、膵臓のβ細胞が強く、インスリン抵抗性に勝るインスリン分泌(効果)
を発揮できる人は糖尿病にはならないということになりますが、逆に、限りなく肥満化し
血液中のインスリン濃度も高くなるため、血管疾患を引き起こすリスクが高くなります。

2.インスリン抵抗性の改善

インスリン抵抗性が生じる原因は解明されている訳ではありませんが、2型糖尿病の原因
として挙げられる後天的な要因としては、運動不足・食事内容・薬品・加齢・肥満といっ
たところが有力視されていて、特に「肥満」が大きく関係しているものと考えられていま
す。そこで、まずは「運動」で身体活動を高めることが有効な方法とされています。

身体活動が活発になれば、細胞のインスリン感受性も高くなりますし、筋肉量が増えると
それだけ多く糖分の吸収が可能になります。また、内蔵脂肪を減らすことでインスリン抵
抗性そのものが改善されることもあります。ということは、まずは内臓脂肪を落とすこと
を考えるのが普通ですね。

内臓脂肪を落とすには、やはり「食事」と「運動」です。食事は栄養バランスのとれた食
事というのが定番になっていますが、実は、体に良い食事が内臓脂肪を増やす原因になっ
ていることも少なくありませんので、内臓脂肪減少を優先した内容にしなければ意味があ
りません。運動は、誰でもいつでも始められるウォーキングがベストです。

内臓脂肪を落とすための食事は「糖質(炭水化物)を取り過ぎない」ように注意すること
です。糖質と言えば「甘いもの」と考える人が多いですが、主食である「ご飯」「パン」
「麺類」などの炭水化物、美容や健康におすすめの「果物」、そして何気なく飲んでしま
う「清涼飲料水(自動販売機などで売られているほとんどの商品)」などに気をつけるよ
うにして下さい。とは言っても、炭水化物は三大栄養素の1つで、体の重要なエネルギー
源でもありますので、極端な摂取控えは好ましくありません。逆に他の病気の原因になっ
たりします。その代わり、タンパク質や食物繊維を含む食材を増やすのがおすすめです。

どうしても糖質が多めの人には「イヌリン」が良いかも知れません。血糖値や便秘に良い
と昔から人気がありますが、薬ではありませんのでその効果は具体的に表せませんが、お
まじないレベルのものでないことは確かなようですので、興味があれば試してみて下さい。





 

 

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