一般的な頭痛と危険な頭痛の症状の違いと日常生活での対処

一般的な頭痛と危険な頭痛の症状の違いと日常生活での対処

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1.頭痛と危険なサイン

頭痛といってもその原因はさまざまで、危険な病気による症状としての頭痛以外は、一般
的に自分でも何とかできるものが多いようです。なので、まずは危険な病気が原因の頭痛
とはどういうものなのかを見ていきましょう。

頭痛が起こる病気の代表は脳卒中(くも膜下出血・脳梗塞・脳出血など)です。くも膜下
出血が起きると、バットで殴られたような「激しい頭痛」に襲われ、吐き気や嘔吐を伴う
こともあります。おそらく、これまで経験したことのないような頭痛ですので、そのまま
放置する人は少ないと思いますが、無事に社会復帰できる人は3割程度と言われています
ので、大至急救急車の手配をする必要があります。頭痛は突然起こることが多いですが、
人によっては数日前からその前兆とされる「警告頭痛」といわれる頭痛を経験することも
あるようです。

そして、もう1つの危険な病気が「脳腫瘍」です。頭蓋骨の中にできる腫瘍はすべて脳腫
瘍ということになりますので、種類によって症状も違いますが、主な症状としては「起床
時の頭痛」「突然の嘔吐」「片側麻痺やしびれ」「ぐるぐる回るめまい」などがあります。

以上が最低限覚えておいて欲しい緊急を要するタイプの頭痛です。

これに対して、一般的(緊急事態でない)な頭痛として、緊張型頭痛・片頭痛・群発頭痛
などがあります。一般的といっても、頭痛の症状は本当に辛いですので、少しでも早く治
したいと思うのが普通です。その方法を以下に記しておきます。

2.一般的な頭痛の対処

まずは、日本人にもっとも多いと言われている「緊張型頭痛」です。その原因の多くは、
デスクワークなどによる「うつむき姿勢」を長時間続けることや「精神的なストレス」で
仕事の終わる夕方頃に起こりやすい頭痛です。普通は1時間程度で治まることが多いです
が、対処法としては「頭から首・肩(背中)にかけての筋肉の負担を軽減するように努め
ること」と、日常的な生活習慣を見直すことです。姿勢の改善・運動不足の解消・ストレ
スの解消など、日頃から気になっているようなところを改善していくことです。


次は、誰でも一度は耳にしたことがある「片頭痛」です。脈を打つようにズキンズキンと
痛み、動くと悪化するタイプの頭痛です。一般的に女性に多い頭痛と言われていますが、
この頭痛は数時間から数日間にわたって痛みますので、かなり辛い思いをする人が多いと
言われています。さらに困ったことに、この頭痛はハッキリとした原因が解明されていな
くて、女性ホルモンの変化・寝不足や寝すぎ・空腹時・ストレスを受けたり、ストレスか
ら解放されたとき・まぶしい光や強いニオイ・人込みや騒音・天候や温度(湿度)の変化
・アルコールといったものが主に誘因となっているとされています。片頭痛の経験者なら
そう言われれば何となく思い当たるところがなくもないといったところかも知れません。
対処法としては、痛むところを冷やして、安静(できれば睡眠をとる)にすることで症状
の緩和を考えるようにしましょう。漢方薬を飲むというのも良いかも知れません。

そして、男性に多いとされるのが「群発頭痛」です。20~40代の男性に多いと言われ
ていますが、症状の特徴は「目の奥が激しく痛む」ことです。他にも「目の充血」「涙や
鼻水が出る」といった症状が数か月にわたり、毎日同じ時間帯に起こります。これだけで
も大変ですが、さらに半年後、2年後といった周期で繰り返すことも多いと言われていま
すので、群発頭痛は早めに神経内科や脳神経外科を受診するようにしましょう。よく似た
症状が現れるものに「くも膜下出血」や「脳腫瘍」などの脳の病気がありますので、そう
いう意味でも、群発頭痛特有の症状が見られたら、医師の診断を受けておくことをおすす
めします。





 

 

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