意外に知られていないロコモ対策・骨粗しょう症予防

意外に知られていないロコモ対策・骨粗しょう症予防

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1.ロコモと骨粗しょう症

ロコモとは、ロコモティブシンドローム(運動器症候群)の通称です。つまり、骨や関節、
筋肉など、体を動かす機能が低下することで、歩いたり、立ったり、座ったりといった日
常的な生活に支障をきたしているような状態のことです。

寝たきりになって、介護を必要としているような人の多くは、ロコモが進行した状態です
が、そのロコモになる3大原因になっているのが、骨粗しょう症・変形性膝関節症・脊柱
管狭窄症と言われています。なかでも、骨粗しょう症による大腿骨近位部の骨折などは、
そのまま寝たきりになってしまう可能性が高いので、ロコモを予防するには、骨粗しょう
症を予防して、骨折リスクを下げることがとても大切になります。

             

骨粗しょう症と言えば、更年期の女性に多いと言われています。確かに女性ホルモンのエ
ストロゲンが減少することが大きく関係していますが、それ以外にも加齢や運動不足など
の生活習慣も影響しています。なので、カルシウムさえ摂っていれば大丈夫というもので
もありません。更年期にさしかかる年齢の人は、ここのところをしっかり覚えておく必要
がありますし、特に若い頃からダイエットに熱心だったり、偏食気味だった人は、もとも
と骨密度が低い人が多いので、しっかり骨の強化に取り組む必要があります。

骨密度を測定するには、エックス線や超音波などが用いられます。エックス線による検査
は、医療機関など設備のあるところでしか受けられませんが、超音波法(QUS法)は、
一般的な集団検診などでも準備されていることが多いので、チャンスがあればできるだけ
測定するようにしましょう。

2.骨を強化するための方法

骨というとカルシウムと答える人が多いですが、実は、それほど単純なものではありませ
ん。そもそもカルシウムというのは吸収されにくいものですので、自分が考えている以上
に少ししか吸収されていません。聞かれたことがあると思いますが、骨にはビタミンDと
いうのがそれで、カルシウムの吸収を高めるのがビタミンDなのです。

さらに、吸収されたカルシムから骨を形成するためには、ビタミンKも必要ですし、あま
り知られていませんが、カルシウムとともに骨の体積の半分を占めているのがコラーゲン
なのです。コラーゲンは美容関係でもおなじみですが、皮膚や骨、爪、髪、関節、血管な
どさまざまな部位に存在していて、体の土台の部分を支える重要な成分です。

そのコラーゲンを束ねて強くする働きをするのが、最近よく知られるようになりましたが
ケイ素(シリカ)です。

         

これらの成分も一緒に摂るようにしないと、丈夫な骨はできません。カルシウムはすでに
ご存知の通り、乳製品や小魚、大豆製品などに多く含まれています。ビタミンDは干しシ
イタケ、うなぎ、きくらげ、さんまなどに多く含まれますが、太陽を浴びるだけでも自然
皮膚で作られます。ビタミンKは納豆などの発酵食品に多く含まれています。

成分的にはこのようなところですが、もう1つ大切なことは運動による刺激です。骨は負
荷がかかると、その負荷に応じて骨を強くするという仕組みが備わっています。つまり、
骨に刺激が加えられると、カルシウムが沈着しやすくなり、血流も良くなり、骨を作る骨
芽細胞が活性化されるのです。その方法はさまざまですが、もっとも簡単で誰にでもでき
るのがウォーキングです。歩くことで骨に負荷がかかりますし、外を歩くと日光を浴びま
すので、自然にビタミンDも補給されることになります。

ビタミンKは、普通に食事をしていればあまり不足するものでもありませんが、心配なら
納豆、ブロッコリー、焼きのり、わかめ、卵黄、チーズ、バターなどに多く含まれていま
すので、お好きなものを加えてみて下さい。

ケイ素に関しては、シリカ水なども売られていますが、私はサプリメントに濃縮されたも
のの方が、何かと扱いやすいかなと思います。いずれにしても必要な成分に違いありませ
んので、何らかの方法でシリカも摂取するようにして下さい。

骨の強化には、カルシウム、ビタミンD、ビタミンK、シリカ、運動です。


 

 

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