体の冷えが血流を悪くし、血行不良が冷え性を悪化させる?

体の冷えが血流を悪くし、血行不良が冷え性を悪化させる?

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   冷えと血流の関係   

冷え性の原因は血行不良にあると言われると、それに反論する人はあまりいませんが、そ
の逆に血行不良の原因は冷えにあると言われると、あまりピンとこない人も多いかも知れ
ません。しかし、体の冷えが血流を悪くしていることも事実なのです。

つまり、体が冷えると血管も冷えます。血管を流れる脂分は冷やされると固まることにな
ります。このことは牛脂や豚脂が冷蔵庫に入れると白いかたまりになっていることからも
理解できますよね。当然のことながら一緒に流れる血液もサラサラという訳にはいきませ
ん。このような状態が普通「血のめぐりが悪い」状態で「血行不良」と言われています。

血行不良の状態が続くと、熱や体に必要な栄養も体の末端まで届けられなくなりますし、
体に不要なものを外に排出することも難しくなってしまいます。

           

このようにして冷えた状態で、いくら冷えに効果があるというサプリメントなどを飲んで
も、それがちゃんと働くかどうかということから考えなければなりません。

じゃぁ、冬だけしっかり体を温めていれば問題ないのかと言うと、実は問題はそれほど単
純なものではありません。今から半世紀ほど前の日本人の平均体温は37度C近くあった
と言われていますが、最近の調査では36度C台前半が多く、35度C台なんていう人も
増えていると言われています。

数字だけ見ていると、それほど大きな問題でもないようですが、私たちの体を形成する細
胞の合成にかかわる酵素が最も効果的に機能する温度が38度C前後と言われていますの
で、35度C台なんてのは、冷え性どころの問題ではないのです。

冷え性の改善に必要なことは「基礎体温」を上げることです。ときどき、子供の熱を測っ
て37度Cだから保育園を休ませようなどというお母さんもいますが、とんでもない話で
この体温こそが年齢に関係なく健康状態を示す基準値なのです。37度Cは「発熱の目安」
と考えているようなら、それは今すぐ訂正しなければ、やがて子供さんも冷え体質になっ
てしまう可能性が高くなります。

   冷えと血流の改善法   

昔は、銀行など一部のサービス業等でなければエアコンが効いている職場はありませんで
したが、今ではエアコンのない職場はほとんどなく、乗り物でも、家庭でも年中快適に生
活できる環境が整っています。

実は、これこそが「体温を自分で調整する機能」を衰えさせてしまった大きな原因の1つ
なのです。冬でも汗をかくほどに高温設定され、夏には汗をかくことがほとんどないとい
った環境で生活していると、自分で熱を作り出す機能が低下し、体は常に冷えた状態にな
ってしまい、血行不良状態になってしまいます。

更に、現代人はストレスのかたまりと言われるように、ストレスを多く溜めている人も少
なくないようですが、ストレスにより「自律神経のバランス」が崩れ、交感神経が活発に
なってしまっているような状態では、血管が収縮してしまって、一層「体が冷える」状態
になってしまうのです。

なので、冷え性を改善したいなら、まずは体を温めることですが、これは熱中症や凍傷に
ならない程度に自然の生活をし、汗をかいたり、熱を自分で作る機能を回復することです。
とは言っても、仕事中は仕方ないと思いますが、家に帰ってもまずはエアコンではなく、
扇風機(うちわ)や湯たんぽなどを活用して、できるだけ自然に近い生活をすることです。

    

そして、入浴や軽い運動を通して、体を温めたり、リラックスしてストレスを解消させる
ような生活をすることです。その上で、必要なら血のめぐりに役立つとされているような
成分補給のためのサプリメントなどを活用することになります。

昭和時代を舞台にしたテレビドラマなどを見るときは、タオルを首にかけて汗を拭きなが
らウチワで風を送ったり、毛布で体を覆って震えながら火鉢を囲んで餅を焼くといった姿
もしっかり見て下さい。現代人と半世紀前の日本人の基礎体温の違いを知る手がかりにな
るはずです。



 

 

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