慢性的な肩こりの原因は筋肉の衰え?予防・改善は僧帽筋の強化

慢性的な肩こりの原因は筋肉の衰え?予防・改善は僧帽筋の強化

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1.肩がこるとは

肩こりの原因としては、姿勢の悪さや運動不足などが指摘されることが多いですが、どち
らにしても筋肉と関係しています。そして、一般的に言われる肩こりの原因としては、長
時間にわたり背中を緊張させるような姿勢で作業をしたり、精神的なストレスなどで血行
が悪くなることが原因で肩がこるとされています。

             

この場合の多くは、首のうしろから背中にかけて張っている僧帽筋という筋肉がかかわっ
ています。僧帽筋は重いものを持ち上げたりするときに肩甲骨を固定したり、頭の角度を
固定したりする大きな筋肉ですが、長時間のデスクワークなどで負荷がかかった状態で緊
張が続くと僧帽筋が不調になり、それが周囲の筋肉にも影響して肩がこるということです。

また、デスクワークや運動不足の影響で肩甲骨を動かさない状態が多い人は、僧帽筋その
ものが衰えてしまい、頭や腕を支える力が弱くなると、前かがみの姿勢になってしまい他
の筋肉の負担が増えることになります。胸を張る動きにかかわる菱形筋や肩の動き・頭の
動きにかかわる肩甲挙筋なども不調になり肩こりの症状を悪化させます。

姿勢の悪さ・血行不良・肩こりというメカニズムは同じですが、肩がこる場所が、僧帽筋
の緊張・血行不良・疲労物質の蓄積や栄養不足・僧帽筋の痛み(肩こり)と僧帽筋の衰え
・前かがみの姿勢・周辺の筋肉の血流が悪化・老廃物の蓄積などによる肩周辺の不調(肩
こり)という微妙な違いがあります。どちらにしても、根本的な原因は僧帽筋にある訳で
すが、慢性的に肩こりの悩みを持っている人で、姿勢が前かがみになってきていると思う
人は、僧帽筋を鍛えることが優先課題になります。

2.肩こり解消法

僧帽筋を鍛えて肩こりを解消するには、まずはストレッチなどでときどき緊張をほぐすこ
とです。無意識のうちにやっている「両腕を背中の方で組み、腕を斜め下に伸ばし、胸を
天井に向けて伸ばす」「肩をうしろへ回したり、肩甲骨を寄せる」といった運動を定期的
に行なうようにします。

             

入浴時は湯船に肩まで浸かりじっくり温めるとか電子レンジで絞った濡れタオルを温めて
肩にのせるなど、常に肩周辺の血行促進を考え、逆に冷房の風が直接当たっているような
ときは避けるような工夫をすることです。

また、仕事中でも外を歩いているときでも、自分の姿勢(猫背になっていないか)には常
に注意を払うことです。実はこれはとても大切で、せっかく肩こりの対処をしていても、
いつも前傾姿勢ではその効果が半減してしまいますので、しっかり意識しましょう。

時間に余裕があれば、ウォーキングや軽い運動など、体を温めたり、血流を促進したり、
筋肉をほぐすような全身運動も加えてみましょう。

肩こりの完全解消を目指す人におすすめなのが筋トレです。肩こりの原因となる筋肉を鍛
え、肩こりそのものを予防すしたいという考えの人はぜひ実行してみて下さい。最近はと
ても良い筋トレアイテムもありますので、マッサージに行ったつもりで買ってみるという
のも悪くない選択かも知れません。

肩こりの原因は姿勢にあるという言葉の本当の意味が伝われば幸いです。


 

 

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