慢性的な肩こり解消に効果的な姿勢と肩甲骨はがしとは

慢性的な肩こり解消に効果的な姿勢と肩甲骨はがしとは

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1.肩・首・背中のこり

一般的に、肩がこると表現される症状は、デスクワークなどで長時間おなじ姿勢を続ける
ことで、肩の筋肉が硬直して血流が悪くなり、老廃物が溜まってしまった状態になってい
るということです。こういう場合は、単純に肩というより、首のうしろから肩、背中にか
けての筋肉が固まっていることが多く、肩の筋肉だけをマッサージや湿布でほぐそうとし
てもあまり効果は期待できません。

では、どうすれば肩こりは解消できるのかということになりますが、その前に肩がこらな
いようにすることが大切です。肩がこる原因としては、姿勢の悪さ、精神的な緊張やスト
レスによる自律神経の乱れ、冷え、眼精疲労、栄養不足、運動不足、睡眠不足などがあり
ますが、なかでもデスクワークの人がもっとも気をつけなければならないのが姿勢です。

             

実際に仕事中に、自分の周囲の人の姿を見てみましょう。背中が丸くなり猫背になってい
ませんか?当の本人は、力を抜いてリラックスした状態で仕事をしているつもりですが、
実は、この姿勢こそが肩こりを引き起こすもっとも多いパターンと言われてるのです。上
半身の血行が悪くなり、エアコンで肩や首を冷やされることでさらに悪くなります。

もう、すでに肩こりで困っている人でも、今この時点から姿勢を正してみるだけで、ずい
ぶん状況が変わると思いますので、ぜひ実践してみて下さい。

2.肩甲骨はがしと姿勢

最近注目を集めている肩こり解消法に「肩甲骨はがし」というものがあります。これは、
肩甲骨周辺の筋肉と筋膜の緊張をほぐし、本来の機能を取り戻させることを言います。は
がしという名前から敬遠したくなる人もいるかも知れませんが、実際は、肩甲骨のまわり
の筋肉をほぐすだけです。

なぜ、わざわざそのようなことが必要なのかと言えば、肩甲骨を動かしている筋肉(菱形
筋・肩甲挙筋など)は深い部分にある筋肉のため、マッサージなどではほぐすことができ
ないからです。

背中・腕・かかとを壁につけて、手のひらを下にして壁から離れないように腕を肩の高さ
まで上げます、そこから上にどれだけ上がるかを見てみましょう。痛みを感じないところ
でストップして、肩の位置から45度未満の角度であれば、肩甲骨はガチガチ状態という
ことになります。(60度以上なら正常です)

肩甲骨はがしは自分でもできます。タオルを使ったり、ストレッチボールを使ったり、い
ろいろな方法がありますが、私が試してみてこれはいいと思ったのがこちらです。

 【タオルを使った肩甲骨はがし】
           
[タオルの両端を持って両手を高く上げ、ゆっくり息を吐きながら頭の後ろを下ろしていく]


肩甲骨はがしと同時に、入浴や運動など、できるだけ血流を良くするように努め、もっと
も大事なのは、姿勢を正して血流を悪くしないような状態で仕事に取り組むことです。

デスクワークで姿勢が悪い人は、骨盤の位置に注意しましょう。特に座ると足を組む人は
すでに骨盤が歪んでいて、それを修正しようとする行為と考える必要があります。

では、肩こりになりにくい座り方とはどういうものかと言うと、日本の伝統的な座り方で
ある「正座」です。とは言っても、最近は正座することも少なくなり、ピンとこない人も
多いかも知れませんが、「座っているときでも、上半身は立っているときと同じ姿勢」と
いう座り方をすることです。基本は、耳のうしろ・肩の中心・足の付け根が一直線になる
ような感じです。

ここから、その姿勢に相応しい、椅子の高さやパソコンの位置などを調整していくことで、
肩のこりにくい環境ができてきます。


 

 

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