首がこると体がふらつく?その原因と改善方法

首がこると体がふらつく?その原因と改善方法

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1.首こりとふらつきの関係

ふらつくという症状は、頭を上下左右に動かしたときなどに、フワフワしたりゆるやかに
回転したりするような状態のことを言います。このような症状が出て病院へ行くと、ほと
んどの場合は首から上の検査(脳のCTやMRIなど)の結果で異常なしということにな
ります。しかし、もう少し下に位置する首の検査までしてみると、その原因が見つかるこ
とがよくあります。

             

特に首に負担のかかるスポーツなどをしている人で、そのような原因不明のふらつき(め
まい)で悩んでいる人は「頚性めまい」を疑ってみる必要があります。また、近年はスマ
ホの普及により、下を向く時間が長くなって首がこった状態(ストレートネック)になる
首コリの症状の1つとしても同じようなめまい(ふらつき)が見られることが多くなって
います。

頚性めまいの症状は、以前は交通事故などによるムチウチによる症状として取り上げられ
ることが多かったため、そのような明らかな首のダメージが考えられるような場合を除い
ては、ほとんど検査の対象にすらなっていないところに問題があるのかも知れません。

首には脳に通じるあらゆる神経が集まっているため、ここが歪んだり、緊張が続く状態に
あると、神経の伝達がうまく行かなくなってめまいなどの症状が現れてくるのです。

スマホやスポーツとは無縁の高齢者にも同じような症状で悩んでいる人が多いですが、そ
れは長年の姿勢の悪さや骨格の歪みが、加齢による身体機能の低下などにより表面化して
きたためとも考えられます。

いずれにしても、脳や耳の検査をしても問題が解決されない場合は、一度「首」の検査を
してみると良いかも知れません。

2.首こり・ふらつき解消法

激しいスポーツや事故、加齢にともなう頸椎・椎間板の変形・ズレなどにより、首をそら
せたり動かしたりしたときに血管や神経を圧迫することでフワフワするめまい(浮動性め
まい)や手や腕にしびれが起こることがあります。

加齢による場合は、長期間の姿勢の悪さや歪みに起因するものなので、すぐに回復すると
いうものでもありませんが、姿勢を矯正して首への負担を軽くすることは、症状の改善へ
の有効な方法であることは間違いありません。

             

近年増えている若い世代の頚性めまいは、原因も分かりやすいことが多いので、まずは首
への負担を少なくすることです。ゲームなど不必要なスマホの操作やパソコン作業時の姿
勢などを見直してみることです。首周辺の筋肉が緊張している人は、首を動かしたときに
首の左右を走る椎骨動脈が圧迫されて血流が低下するため頚性めまいを引き起こすと言わ
れていますので、そのような状況を避けるようにすることが大切です。また、1日に1回
ネックストレッチャーで首を伸ばしてみるというのも、意外に効果的な方法のような気が
します。余裕があれば試してみて下さい。

頚性めまいは、頭痛や吐き気を伴うことは有るが、耳鳴りや難聴は起こらないと言われて
いるため、耳鳴りなどがあるときは耳鼻科へ行く人が多いようです。もちろんそれで原因
がハッキリすれば問題ありませんが、それでも長期間にわたって症状が繰り返されるよう
な場合は、首の検査をしてみることをおすすめします。首の神経が関係することで耳鳴り
や難聴が起きない訳ではありません。


 

 

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