最近の寝違えの原因はストレートネックが多い

最近の寝違えの原因はストレートネックが多い

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1.寝違えの原因

朝、目が覚めたときに、首や肩の周辺に痛みが発生する症状を「寝違え」と言いますが、
これは正式な名称ではなく、医学的には「急性疼痛性頸部拘縮」と言います。一種の肉離
れですが、悪い姿勢などが原因で、筋肉や神経、靭帯などに負担がかかって、急に炎症が
起きた状態で、かなりの激痛が数日間続きます。

             

本来は、寝相が悪かったり、寝具が合ってなかったり、日常の姿勢の悪さが原因と言われ
ていましたが、近年ではパソコンやスマホによる作業の影響で、いわゆるストレートネッ
クと言われる首の症状が原因になっているケースが増えています。

一般的には、睡眠の浅いときの明け方に起こりやすいとされていますが、肉体的な疲労や
精神的なストレスなども影響していると言われています。

2.寝違えの対処法

急に痛みが走ると、痛みのある部分を押したり、揉んだりしたくなりますが、寝違えは炎
症ですので、痛みがある間は無理に動かそうとせず、冷湿布やアイシングで冷やすように
しましょう。早い時期なら、この冷やすという方法が意外に効果があります。しかし、長
時間にわたるアイシングは凍傷になったりもしますので、30分程度を目安にしましょう。

普通は2~3日で自然に治りますが、1週間以上経過しても痛みが治まらないような場合
は、病院で検査してもらうようにしましょう。同様に、頻繁に寝違えるといった場合も、
放置せず、できるだけ早めに医師の診断を受けましょう。

3.寝違えの予防法

いったん寝違えてしまうと、2~3日は行動に不自由を感じますが、痛みがなくなってき
たら、できるだけ首周辺の血流を改善するようにします。特に仕事でパソコン作業が日常
の人は、無理のない程度の軽いストレッチなどから始めてみましょう。

冷房の効く部屋で仕事をしている人は、入浴時には湯船に浸かってしっかり温まり、その
後にゆっくりと体を動かすようにしてほぐしていきます。もちろん、寒い季節には肩周辺
を冷やさないような対策も必要です。

             

スマホやパソコン画面の見過ぎで起きるストレートネックの心配のある人は、首のコリを
ほぐし、血流を改善するための器具ネックストレッチャーを利用してみると良いかも知れ
ません。ストレートネックになるほどパソコンやスマホ画面を見ている人は、眼精疲労も
防ぐようにしなければなりません。肩がこる原因になることは、すべて寝違えの要因にも
なります。また、うつむき姿勢の多い人は、それだけでも首の負担が大きくなっています
ので、ストレッチや体操などで、できるだけ首や肩のこりを少なくするようにします。

たまに、寝違えと思っていた症状が「ぎっくり首(頚椎捻挫)」ということもあります。
その名の通り、ぎっくり腰のような症状が首で起きるのですが、普通は車で追突されたよ
うなときなど、強い衝撃が原因で起こりますが、ストレートネックなどによる、慢性的な
首の疲労に、冷えや寝不足が加わって起きることもあります。

この場合も、冷やしながら安静を保ち、温めたり、揉んだり、押したりしないようにして、
痛みが和らぐのを待つということでは同じです。ストレッチや風呂で温めるのは、痛みが
引いてからですので、ここのところはしっかりと覚えておきましょう。


 

 

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