歯に異常がない歯痛の原因は肩こり?肩と歯の関係と解消法

歯に異常がない歯痛の原因は肩こり?肩と歯の関係と解消法

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1.肩こりで歯が痛む理由

歯医者に行っても異状がなく、それでも歯が痛いという経験はないでしょうか。歯が痛む
原因はいろいろありますが、歯に異常が見当たらない場合は、まずは肩こりを疑ってみま
しょう。

肩こりとは、肩の周辺の筋肉が凝り固まることで起こる症状ですが、歯が痛くなることと
関係しているのは、その肩がこる原因になる姿勢と関係していることが多いのです。

特に、デスクワーク中心の人は、背中が曲がった姿勢(前傾姿勢)が普通になっています
が、実は、この前傾姿勢が体のバランスに微妙な影響を与えるのです。例えば、下あごに
変形が見られると、噛み合わせがズレて歯痛を引き起こすことになります。また、姿勢の
悪化は、それだけではなく、ストレートネックと言われるような、肩周辺にある筋肉の緊
張も引き起こし、他の筋肉への負担が増えることになります。その負担によるひとつの障
害に歯が痛むという関連痛も含まれているのです。

             

なので、急に歯が傷みだした場合は、歯の周りの組織からくる痛みと歯自体の痛みの両面
から考えてみる必要があります

2.歯が痛いときの対処法

歯痛の原因が歯そのものにある場合でも、肩こりにある場合でも、一度痛み出したら、ま
ずは歯科に行くのが王道ですが、すぐに行けないようなときのために、痛みを和らげる方
法も覚えておきましょう。

まずは、市販の鎮痛剤などを飲んでみることです。ロキソニン、バファリンなどが比較的
入手しやすいので、痛み止めの常備薬として買い置きしておくと良いでしょう。

鎮痛剤がないときは、痛い部分を冷やすと痛みを軽減させることができますので、保冷剤
や冷却シート、氷などを使って冷やすようにします。ただし、知覚過敏による痛みである
ことがわかっているようなら、冷やすとかえって痛みが増すことになりますので注意が必
要です。

ただ、これらはあくまでも対症療法ですので、できるだけ早く歯科医をを受診しましょう。

逆に、歯が痛いときには、痛い歯を触る、運動をしたり熱い風呂に入る、刺激物を摂取す
るといったことはNG行為で、余計に痛みを増すことになりますので注意しましょう。

3.肩こりによる歯痛解消法

肩こりによる歯痛の原因には、肩こりを起こす姿勢、肩こりによる筋肉や神経の刺激によ
るものがありますが、どちらも、まずは肩がこらないようにすることです。

その第一は、デスクワーク、パソコン・スマホ使用時などは、正しい姿勢を習慣化するこ
とです。特に座る時は、骨盤を立てて座るだけでも、姿勢がよくなりますので、ぜひ今か
らすぐに始めてみて下さい。

             

次に、肩周辺を冷やさないようにすると、かなり肩のこりかたは違いますので、季節を問
わず、肩が冷えやすい環境にある人は、冷えないように注意しましょう。肩がこったとき
も、とりあえずは温めることで、こりを和らげることができます。カイロや肩・首を温め
グッズも販売されていますので、上手に活用しましょう。

時間のあるときは、できるだけ体を動かすことで、血行もが良くなり、肩こりの解消にもな
りますので、ストレッチや体操、軽い運動などもできる範囲で組み込んでいきましょう。

そもそも、肩こりというのは、首のこりに由来していることが多いので、首周りの運動を
中心に行なうと効果的です。

肩こりによる歯痛は、肩のこりによるものと、肩こりを起こす姿勢によるものと、両方に
関係していますので、両面から肩こりの解消をめざす必要があります。


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